【TOEFL】単語帳との付き合い方

こんにちは、Togoです。
前回の記事で、TOEFL iBT 60点を目指すなら、まずはTOEIC 600点を目指そう!という内容を書かせていただきました。
TOEICや中学英語から始めればいいのは分かったけど、その中でも何から始めればいいの?って、なりませんか?
そこで、とりあえず単語帳は必須だな!と、お考えの方。そのお気持ち、めちゃくちゃ分かります!!
え?もう買っちゃったけど…なんかこの書かれ方、嫌な予感…という方、大丈夫です!!
では、いってみましょう。
本日は
英語学習において、単語帳とはどう付き合うべきなのか
という内容で書かせていただきます。
さて、
英語全般の勉強、もしくはTOEFLやTOEICの勉強をこれから開始するにあたって、とりあえず単語帳から取り組んでみるのは得策なのか?
この答えは、
半分 NO!!、半分 YES!!です。
いやー、いかにも日本人らしい中途半端な答え。ええ、ええ、日本人なので。留学中にTogoは典型的な日本人のイメージ通りの日本人だね、と様々な国の友人方からよ〜く言われてました。そういう人間です。
単語帳から始める勉強。私もTOEICやTOEFLの勉強を始める前はこれやっちゃってました。でも何回やってもダメだったんですね。その反省と、どうすればうまく単語帳を扱えるのかを経験を基にご説明させていただきます。
まずですね、
TOEICの勉強として取り組む項目は
・Reading
・Listening
ですよね。
そして、TOEFLの勉強としては
・Reading
・Listening
・Speaking
・Writing
です。これは試験項目なので当然です。
んで、そのベースになっているのはもちろん、単語です。そりゃそう。だって単語が組み合わさって熟語や文になるんですもんね。
だからその単語から勉強を開始する、というのはめちゃくちゃ重要なんです。ただ、ただですね。問題があるんです。すっごい重要な問題。
めっちゃくちゃ!つまんない!!
これに尽きる!単語の勉強って何であんなにつまんないんでしょうね?つまんないことこそ重要って地獄ですよ。
インドを踏まえてTOEFLを目指し始める遥か前。漠然と英語喋れるようになりたいな〜ってなったときに思ったことは
ペラペラ外国人と会話してる自分、カッコよくない?
でした。そんな気持ちを持ちながら始めて、いざ!となったら単語帳とにらめっこ。
自然な会話に思いを馳せていた私としては苦痛でしかありませんでした。
というわけで、半分NO!!の理由は単純です。
つまんないから。
つまんないと続かないんです。
ただですね、最初に私は、半分YESとも言いました。
というのも、やっぱりいくらつまんないとは言え重要なんです。悔しいけど重要なんです。悔しいですけどね。つまんないから。でもTOEFLの点数を獲得するにあたっては語彙力は本当に重要で、とにかく重要で、やっぱり重要なんです。
で、重要だからこそ、というか何というか、とにかくある程度のレベルに達するのにめちゃくちゃ時間がかかるんです。記憶力が天才的な方ならいいんですけどね。私、本当に記憶力が壊滅的なんです。悲しいことに。前日に電話で話した内容は大抵覚えておりません。そんな残念な海馬の持ち主である私は、とにかくとにかく、薄塗り作戦を取りました。
その薄塗り作戦こそが半分YES!!の説明です。つまり…
毎日ちょっとやる。
これが答えです。単語帳だけやったという日は極力作らない。単語帳はしばら〜くは、あくまでもスキマ時間のみ。電車の移動中、トイレやお風呂の中、お散歩しながら(前方注意で)などなど。
何当たり前のこと言ってんの!って思う方もいるかもしれません。そもそも毎日出来たら苦労しねぇよ〜!って。
そこです!
すいません、苦労、してください。語学学習の大前提。目指すところが高ければ高いほど、しんどいのは絶対覚悟するべき!です!これが私の持論!です!
そのしんどい、を「楽しい」や「充実してる」しんどさに変換することこそが継続のコツです。
ラクして獲得出来れば一番なんです。そりゃ。お金も時間もかけずに。本当にそれが出来れば日本人みんな英語ペラペラですよね。でも周りにいますか?これだけやってペラペラになったよ!って人。本当にラクして一つの言語を喋れるようになるって、ないと思ってます。いたら多分その人カッコつけてます。努力隠すタイプですね。コンニャロ。かっこいいな。
「ラクに」はないかもしれませんが、「効率的に」はあります。
私は飽き性なので単語帳とのにらめっこに負けることを何回も繰り返しました。だから、考えました。
右ストレートが決まらないなら、左フック何発も食らわせまくってみよう。
ってな感覚で、全部覚えてやる!みたいなのはなしにして、
その日、つまんない!って感覚が来る前に単語帳とのにらめっこをやめるようにしました。
冒頭で述べましたが、TOEICやTOEFLの勉強ではTOEICは2分野、TOEFLでは4分野の勉強が必要です。もちろん一言でReadingと言っても問題形式は様々でやることはたくさんあります。Listeningも然り。
そろそろ言いたいことが明確になってきていますかね。要は、
直接的なテスト対策をガッツリ時間をかけてやって、スキマ時間で単語学習を!
が、私のおすすめする単語帳との付き合い方です。
なお、こんだけ言っておいて私はTOEICの単語帳は一切使用しませんでした。目標がTOEFLだったのでTOEICの学習は文法やReading対策本だけでした。あ、まあ、Listeningも少々。
TOEFL対策に移行してから語彙力の壁にぶち当たり、これはいい加減やらんと通用しないな…と嫌々始めました。
つまり、単語帳との付き合い方はメインの対策をガッツリやってる側でちょっとやる、が私の答えなんですが、この単語帳大嫌いの私が嫌がりながらもどうやって向き合ったのかを最後にご紹介させていただきます。
私が使っていたのは、426ページの単語帳でした。で、その単語帳は難易度が徐々に上がる形式でして。
最初の100ページくらいはTOEICの勉強もしてたから概ね知ってたんですね。こなすべきなのは300ページちょっと。
んで、大体ここでTOEFL受けようかな、という試験日(この時は10ヶ月先でした)から逆算して、1週間で10ページ。つまり30週。7ヶ月と2週間で1冊を終えるという超薄塗りスタイル。どんだけ左フック打つんだって話。残りの2ヶ月で取りこぼしや忘れたところの復習にあてました。もちろんその途中で覚えづらかった相性の悪い単語はチェックをつけておいてチラチラ見てました。
ただし!この薄塗りスタイルをとる際の注意点!
絶対にその週の調子がいいからって1週間で10ページ以上 (予定より余分に) はやらない!これ重要。それやっちゃうと先週多くやったから今週は少しサボってもいいや。的な甘えが出るので。サボり癖は一瞬であなたの心を蝕みます、ご注意を。
余裕があればその週の分をより濃く知識として植えつけたり、他(直接的な試験対策)をやる。あくまでも単語帳はスキマ時間か、机でやったとしても1日30分〜1時間程度で!
てなわけで本日のまとめです。
単語帳学習は基本つまんないから、集中的に連続の長時間はやらない。薄塗りスタイルで、毎日ちょっとずつやる。
目標とするTOEFL iBTの試験日をある程度決めて、単語帳を購入したら、試験日の1〜2ヶ月前に終わるために週割りして取り組む。決めた量以上はやらずに、メインは直接的なテスト対策に取り組む。

表紙は裂けて表も裏も赤色は剥げまくり。TOEFLの試験会場でも留学先でも、お守りでしたし、今でも私に語彙力を与えてくれる大切な一冊です。
皆さんもそんな一冊を、年月をかけて作り上げてみませんか?
では、またでーす!