【TOEIC】600点挑戦への最初の一冊はどれにする?

London / UK

 

こんにちは、Togoです。

 

シカゴでの留学を終えたのち、帰国せずにそのままヨーロッパ旅のためロンドンへ移動したんですが、

留学後だし会話は問題ないだろうと思っていたところにいきなりゲストハウスの受付でイギリス英語が全く聞き取れず愕然としたものです。

個人差が相当あったので、結果的に旅を通して会話自体は問題なかったんですが、最初の一撃が衝撃だったんですよね。

まあアメリカ英語とイギリス英語の違いがわりと聞き分けられたというだけでも成長かな、と無理やり自分で納得させたものでした。

 

 

さて、本日はTOEICのお話です。

というのも、以前にこんな記事を書いてしまいました。

 

 

 

ええ、そうでございます。TOEFL iBT 60点を目指すブログのはずが、いきなりTOEICやりましょう!

とか言い出したわけですね。

 

そんなこと言っちゃったもんだから、そりゃまずTOEIC 600点を目指すにあたって必要なことを話さなきゃじゃないですか。

私はこれまで本当にたくさんの参考書をやり込んできました。中には、正直言っちゃうと、私にはあんまり役に立たなかったな…というのもたくさんありました。

 

ただですね、今回ご紹介させていただく一冊は、最初の一冊目に選んで本当に良かった!!と今でもめちゃくちゃ思うわけです。

この一冊がそれまで単語帳とにらめっこしては挫折し、再戦を挑んで挫折し、を繰り返した私に

英語に本格的に取り組むきっかけをくれたように思います。

 

 

 

 

あ!!!すいません!!!その一冊をご紹介する前に

  

 

「一回でいいから、TOEICを試験形式で受けてみる」

 

 

というのはとても重要です!

それは実際にTOEICを試験会場で受けるわけではなくて (手続きとかしんどいし受験料かかるから別にしなくていいと思う)、

模試の問題集がたくさん売ってるので、どれか買ってそれを時間測ってやってみてください!

 

確実に苦痛ではありますが、本格的に英語の勉強を始める前に現時点での能力を一回知っておくというのは非常に大事です。

これは自分の苦手なパートを把握する意味でも重要です。

 

リーディングまあまあだけどリスニング壊滅的だな!とか。

 

「自己分析」というのは今後英語を勉強していく上で絶対にし続けなければならないことなので、最初に一回やっておくのはありだと思います。

あと、この後出てくる「達成感」というところにも関わってきます (ちなみに私の初模擬試験は確か380点くらい!!うひゃー!)。

 

 

 

ん??てか、あれ、いや、その模試の問題集が最初の一冊になんじゃん!!

って思われた方。

 

おっしゃる通り!!

だけどそれはノーカウントとさせていただいて。

 

 

 

 

はい、そんなわけで、今回、TOEIC 600点を目指すにあたり、『最初の一冊』として選んでいただきたい一冊がこちら!

 

 

いきなりスコアアップ!TOEIC(R) テスト600点英文法集中講義 (日本経済新聞出版)

 

 

 

この一冊から始めて、その後もガムシャラに英語と向き合い続けた結果、勉強開始から三ヶ月後に無事600点を越えることができました。

 

 

なぜこの一冊がそんなに良かったのか、理由を自分の経験から説明させていただきます。

そして、おすすめをしておきながら、本当に大切なことを最後にサラッと言いますのでそこんとこもよろしくお願いします。

 

 

いきなりスコアアップ!TOEICテスト600点 英文法集中講義 おすすめの理由

 

① 小さい!薄い!

② 英文法の基礎をしっかり固められる

③ リーディングの短文穴埋め問題の形式で練習出来る

④ TOEIC 頻出単語、熟語を使用している

 

では、一つずつ説明していきましょ!

 

① 小さい!薄い!

 

まず、そもそも英語の勉強をするにあたって一番重要なことがあります。

それは、根気強く「継続」すること。

じゃあさらにもう一歩深く考えて、根気強く継続するために重要なことがありまして、

それは、「達成感」「成長」をこまめに感じること。

 

なんですね。これめちゃくちゃ重要。

 

だからこそ、以前の私の

この記事で英会話本や難しいTOEFL iBTの参考書をおすすめしなかったんです。

英会話本は内容的に達成感を感じづらいし、いきなりTOEFLの参考書は難易度が高いから成長を感じづらいんですね。

ただこのいきなりスコアアップ!はですね、小さいし薄いんですよ。

つまり、読み終えるのにそれほど苦労しないんです。

読み終えることがなぜ重要か。「達成感」です!

私は最初それに驚いたんですよね。単語帳では初期にあっさりとつまらん!っつって飽きてやめてたのに、

あれ?なんか、一冊終わった…??

みたいな。

 

さらにさらに、この参考書は問題形式になっています。間違えた問題はチェックをつけておくんですね。んで、もう一周するときに再度解きます。

それで一周目に間違えていた問題を二周目で正解していたらどんな気持ちになりますか?

小さな「成長」を感じられるんです。

 

というわけで、小さいし薄いというのは、

達成感を感じるのに非常に効果的

問題形式になっていることで、

成長を感じられるというわけでした。

 

 

次行きます!

 

② 英文法の基礎をしっかり固められる

 

これはもう特に説明はいらないでしょうかね。

 

説明するにはいきなりスコアアップ!の内容 (目次的な) の話になるんですが、

〇〇のキホン!

として、動詞、受動態、時制、不定詞・・・・・などなど

ひたすら品詞ひとつひとつをめちゃくちゃ分かりやすく説明してくれる!

わけです。

 

さらにそれぞれに練習問題もついているので、品詞を学んだらそのまま問題を解く練習に移行出来るんですね。もちろん問題の解説もあります!

 

そんなわけで、中学英語の基礎文法もほぼ覚えてない!という方にとっても、

あ、なんかこれ昔聞いたことある。そういうことだったんだ!となるのではないでしょうか。

 

次行きましょ!

 

③ リーディングの短文穴埋め問題の形式で練習出来る

 

TOEFLといえどですね、いわゆる、「テスト」なんですよね。

皆さん学生時代にテストを受ける時って過去問を手に入れるのに必死になった経験ありませんか?

先生によって作る問題の形式は様々で、同じ先生なら同じような問題出る!とか同じ先生なら4択問題かな。とか。

まあ要は、テストには形式があるということです。

その形式に沿って勉強するのが効率的であることは当然のことでして

各Partごとの対策本も数多く出ています。

 

その中で、こちらのいきなりスコアアップ!

TOEIC Part 5.の短文穴埋め問題の形式で練習します。

つまり!

文法の基礎固めやりながら、同時にPart 5.の対策やれるよ!ってことですね。

 

こちらも以前TOEFL関連の記事で書いた内容ですが、同時進行で出来る項目はそうしたほうがいいんです。

だから、「テスト」対策をするという意味でもこちらの参考書はお勧めできるわけですね!

 

では最後です。 

 

④ TOEIC 頻出単語、熟語を使用している

 

以前に「単語帳との付き合い方」というテーマで記事を書かせていただきました。

 

 

ここでも述べたのですが、単語帳とのにらめっこというのは非常に退屈です。

 

しかし!なんだかんだでテストですから、よく出る単語というものは存在するわけですね。それはもちろんTOEICとTOEFLでは異なるわけです。

つまり!テスト形式に沿った語彙力アップというのは非常に重要です。

しかし!やっぱり単語帳は面白くない!!

だから!単語帳はやらない代わりに、こういう文法書の中で語彙力アップをひたすら目論むわけですね。

 

さらに重要なこと。このブログ内での目標は、あくまでもTOEFL iBT 60点!です!

TOEICの単語帳よりも、TOEFLの単語帳を最初っからやればいいんです!

 

あ、すいません、ただしですね、就活や昇進のためにTOEIC 600点を目標にされていて、この記事を読んでくださっている方はTOEICの単語帳をやってくださいね。

 

というわけで、大嫌いな単語帳をTOEIC、TOEFL両方でやるハメにならないために、

TOEFL iBT 60点のための通過点として設定したTOEIC 600点のための語彙力は極力、文法書とかでアップしたい。

ってことです。

 

ただし、単語帳のことをものすごく悪く言ってるようですが、それは違いますからね?

単語帳の回でも話した通り、語彙力というのは点数に直結する非常〜〜〜に重要な能力です。

これだけつまんない!と言いながらも、私の単語帳はボロボロです。

それは、重要性を理解しているからこそ!

 

ゴールをTOEFLに見据えている以上、TOEIC頻出の単語や熟語は、こういう参考書から学んで、本当の目標であるTOEFLの単語帳を徹底的にやる。

 

がお勧めなのです。

 

 

 

レビューでチラッと目に入った内容なのですが、単語が難しくて入ってこない!と感じる方もいたようです。

最後に、この本の使い方のお話をして終わりにします。

 

超重要!最低五周やる!!

 

はい、言っちゃいました、いきなりスコアアップ!の使い方。

ぜひ、最低でも五周はやってください!

 

細かい使い方はこの本の中に「本書の使い方」として説明がありますので、そちらをご参照ください。私が言う「使い方」とは

 

本書の内容を「知識として定着させる方法」を指します。

 

なぜ五周もするのか。

 

一周目「読み物」として流し読みします。覚えようとすること、禁止です。一回で丸暗記なんて不可能です。ましてや私の場合、自分の海馬が壊滅的なのを自覚済み。なので、とりあえず、読んでください。分かった「気」になってください。

二周目一周目で気付かなかったところに気付きます。

三周目では一周目と二周目で二回とも間違えた問題に正解し始めます。

四周目知識として定着し始めます。

五周目では人に説明できるくらい理解が深まります。

 

最後の「人に説明できる」と言うのが大切で、

 

アウトプットが出来て初めて、それはあなたの知識となった証です。

 

また、この五周の間に単語を覚えていき、一周終えるたびに達成感を感じ、正解数が増えるたびに成長を感じてください。

 

五周するというのは、最初にお話しした「継続」のための根源でもあるわけです。

 

 

 

 

では、本日のまとめです。

 

TOEIC 600点を目指すにあたり、私がおすすめする最初の一冊

 

 

いきなりスコアアップ!TOEIC(R) テスト600点英文法集中講義 (日本経済新聞出版)

 

です。

 

 

その理由は

① 小さい!薄い!

② 英文法の基礎をしっかり固められる

③ リーディングの短文穴埋め問題の形式で練習出来る

④ TOEIC 頻出単語、熟語を使用している

 

これを五周やることで知識として定着し、語彙力アップも狙える。

 

英語学習を根気強く「継続」するためには、こまめに「達成感」「成長」を感じることが大切で

最初に模擬試験を実施しておくことで、定期的に模擬試験を実施して点数が上がる度に成長を感じられる

 

というところでしょうか。

 

 

 

 

最後の最後に、おまけ的に冒頭で述べた本当に大切なことを伝えさせてください。

 

 

 

ここまで言っておいて何ですが、私がおすすめするのは上記の参考書でしたが、必ずしもこれを!と言うわけでは全くないんです。

 

見やすさや難易度は個人差があるわけで、

私がいいと思ったものを全員がいいと思うわけではありません。

 

大事なことは、上記の4点を押さえている参考書が、最初の一冊に向いていると思いますよ!と言うことです。

 

さらに、どの参考書でも

最低五周やる!はめちゃくちゃ重要だと実感しております。

 

五周出来そうな参考書がおすすめ、ということでもありますかね。

本屋さんで参考書を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

 

 

では、またでーす!

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

2件のコメント

  • 記事を楽しく拝見させていただいています☺️
    早速 Togoさんおすすめの一冊を購入しました✨

    届き次第、5周以上を目標にやり込んでみます

    • esria 様

      記事を読んでいただきありがとうございます。非常に嬉しいです!
      さらにコメントまでいただきありがとうございます!
      1周と5周では習得っぷりがずいぶん違うことが実感できると思いますよ!無理ない範囲で頑張ってみてください。
      応援しています!!!!!

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