【TOEFL】リーディング対策!勉強の際の着目点

こんにちは、Togoです。
本屋さんに犬がいるってなんかもう、いいですね。
ここで見つけたSABINE WEISSという写真家さんの写真集が記憶に残りすぎていて帰国後に購入しました。(現地では重いから買わなかった)
めちゃくちゃ素敵なのでご興味ある方は見てみてください。
Sabine Weiss – Les Villes, La Rue, L’Autre
さて、本日はTOEFL iBTのリーディングについてです。
ざざっと概要をおさらいして、リーディングの勉強の際に着目していただきたい視点をご紹介します。
TOEFL iBT リーディングセクションの概要
まず、TOEFL iBTのリーディングで何を評価されるのか、という話ですが、ETS公認ガイドによると
大学レベルの専門的な教科書や文章を理解する能力
とあります。
これまで何度かお話してきましたが、TOEFL iBTは留学の際に必要となるスコアです。
この点数によって受験資格の有無を評価されるわけですね。
なので、大学レベルの文章を読んで理解する能力を求められるのは当然っちゃ当然。
次に設問形式ですが、2019年8月から新形式になりました。
変更点をまとめると
旧形式
3〜4パッセージ 各12〜14問
制限時間 60〜80分
となっています。
*4パッセージの場合は一つがダミーです。3パッセージだった場合はリスニングにダミーがあります。
新形式
3〜4パッセージ 各10問
制限時間 54分〜72分
各パッセージの問題数が減りそれに伴い制限時間も短くなります。
なお、難易度に大きな変更はないようです。
まあ新形式になったとしてもやることは変わらず文章を読んでその文章に関連する設問に答えるということなので、そう神経質にならなくても大丈夫です。
さて、そのリーディングの対策として、60点を目指している方におすすめした勉強法。
元々TOEFLのリーディングに全く歯が立たなかった私が、どうやって取り組んでいって、
振り返った時に何が効果的だったのかをお話します。
細かい試験対策や参考書というよりは、リーディング本番で力を発揮するために、どんな力をつけておくといいか、ということですね。
TOEFL iBT リーディング勉強の際の着目点
① やっぱり語彙力は必須
②文章の映像化
③文章の一貫性の理解
それぞれに対する勉強法も簡単にご紹介していきます。
では、一つずついってみましょう!
① やっぱり語彙力は必須
多くの方がリーディングの勉強法を公開されており、みなさんが言われることですがなんだかんだ語彙力というものはやっぱり絶対必要!です!
これまで私のブログでも何度も話してきたことでもありますが、退屈だけど単語帳を使ってしっかり語彙力を増やすというのは絶対に避けてはいけないところです。
この重要性とおすすめの単語帳は以前の記事にまとめてありますのでそちらをご参照ください。
冒頭でお話した大学レベルの専門的な教科書や文章を理解する能力を評価されると言うように、専門用語の勉強も怠らず!
では、おつぎです。
②文章の映像化
これは意外と意識的にはやっているようでやっていない取り組みではないでしょうか。
みなさん日本語の小説を読まれる時、頭の中ってどうなってますか?
この主人公は実写化するならあの俳優さんがいいな。
このお店は近くのあの中華料理屋っぽい雰囲気かな。
など、文章を頭の中で絵に変換しながら読んでいないでしょうか?
今お話しているリーディングも、何一つ変わりません。
言語が違い、読書とテストという違いはあったとしても、
文字を読むという作業を通して内容を理解する
という点は共通しているわけです。
つまり、カフェで読む推理小説と同じように、内容を映像化しながら読み進める、というのは文章を理解するのに非常に役立つスキルな訳です。
この訓練をするのに最初に取り組んでいただきたいことは、
自分にとって簡単な内容の長文を読む
ということになります。日本語に変換しながら読むのは時間との勝負であるリーディング試験では天敵なんですね。
だから、簡単な内容の長文を読みながら映像化する感覚を身につけていくわけです。
カラス
この三文字を読んでみなさんの頭の中にはあの真っ黒な鳥のカラスが浮かんでいませんか?
カラスが飛んでいった。
頭に浮かんださっきのあのカラス、どっかいきました?
The crow flew away.
こうやって英語で読んでも同じように、どっかいきました?
長文になればなるほどこの映像化の価値は高まります。
火山噴火がテーマのリーディングパッセージだったらちゃんと頭の中で火山噴火させるということですね。
中学英語の長文対策のような本から始めてもいいと思いますよ!スイスイ読めて楽しいです。
その映像化の根底にあるのは、①の語彙力です!
③文章の一貫性の理解
最後は物語としての理解です。
このお話をするにあたりまずはTOEFLのリーディング解答方法というものにも触れておきます。
ネット上でも色々な解き方が紹介されてはいますが、私はリーディングを解く際、
最初の本文はすっ飛ばして問題から読み始める
んですね。
この形式を取られている方はたくさんいらっしゃいます。
これを可能にしているのが、
According to paragraph 3, which of the following 〜〜〜 ?
のように、その設問を答えるにあたって読めばいい段落を教えてくれる設問が多いというところにあります。
しかしこれで各段落、各設問に答え続けたとしても、そればかりではないんですね。
当然、文章全体の要約や文章全体から推測されることを問う設問も出てきます。
つまり、
たとえ②のように映像化しながら目の前の段落だけ理解していても、文章全体を想像できていないと後半苦しくなる
わけです。
なので、目の前の設問に一つずつ答えながらもしっかりとそれまでの内容との関係性を踏まえて読み進めていくことが重要です。
というわけで、本日のまとめです。
TOEFL iBT リーディング勉強の際の着目点
① やっぱり語彙力は必須
② 文章の映像化
③ 文章の一貫性の理解
語彙力を背景にして
読む文章がそのまま映像として頭の中に浮かび
読み進めてもそれぞれの文章を一貫したストーリーとして認識する
ということでした。
映像化することを推したいからあの単語帳なんですよね〜。
では、またでーす!