【TOEFL】リーディング対策!ひたすら、たくさん解く!

こんにちは、Togoです。
3年ほど前にフランス語の勉強を始めたのものの、英語とはワケが違い挫折し、再開し、挫折し、を繰り返しまくりでございます。
そろそろ本腰入れたいけど今はTOEFL優先したい〜。
さて、今回はTOEFLのリーディングに関するお話です。
以前にこんな記事を書かせていただきました。
ここでは新形式に関しての説明をした上で、
語彙力、映像化、文章の一貫性が重要だと言う内容をお伝えしました。
今回は、それを踏まえて具体的に私がTOEFL リーディング対策として取り組んだ
問題を解く「絶対量」を増やすことの重要性についてお伝えします。
では、いきましょう〜
TOEFL リーディング対策!ひたすら、解く数をこなそう!
① 出題形式に慣れる
② 読む時間配分を感覚的に知っていく
③ 問題を解くということの難しさ
ただ闇雲にひたすら参考書の問題を解き続ければいいというわけではありません。
公認ガイドや参考書、中国TPOを利用して、たくさんの問題を確保できたとしても、
それをどうこなしていくかで成長効率に大きな差が出るように思います。
それをこの三点から説明していきますね。
① 出題形式に慣れる
まずTOEFL iBT リーディングセクションの設問タイプというものを知っておくことも重要です。
設問タイプ一覧
・語彙問題
シンプルに単語の意味を聞かれる問題
・筆者の意図問題
筆者がした表現の目的を問われる問題
・指示語問題
them, these, those, it などの指示語が何を指すかを問われる問題
・内容一致 / 不一致問題
問題文で書かれている/書かれていない選択肢を答える問題
・言い換え問題
指定されたセンテンスをを別の表現に書き換えられたものを選ぶ問題
・推測問題
文章から推測できるものを選択する問題
・文章挿入問題
指定されたセンテンスを挿入する部分を選択する問題
・要約問題
パッセージの要約を選択する問題
・表完成問題
指定されたものをカテゴリー分類する問題
これらを踏まえて、
今回、数をこなす重要性として出題形式に慣れるというものを挙げました。
これまでまだTOEFLリーディングの問題にあまり手をつけていない場合、この設問タイプを必死に頭に入れることから始める必要はありません。
まずは数回、実際の問題を解いてみて、雰囲気をつかんでください。
先ほどの設問タイプを最初に述べたのは、大事なことは試験本番で
問題文や形を見て、上記設問タイプのどれに当たるかを一瞬で認識できること
です。
別に、あ!推論問題だ!とかまではいらないですよ?
感覚的に、
こういうこと聞いてるのね
あのタイプね
ということがわかれば問題ないです。
そこで、数をこなすことがなぜ重要か、
たくさんの問題をこなしても、設問タイプは上記9パターン(内容一致/不一致を分けたら10パターン)に分類されるということを知っておくためです。
そうなんだ!で知っているのではなく、
実際に解いてきた中で、このパターン、あのパターン、次あのパターンだから時間かかると言ったふうに
しっかりと全タイプに対して「慣れて」おきましょう。
② 読む時間配分を感覚的に熟知する
リーディング対策として時間配分は切っても切り離せない重要事項です。
新形式になって時間が短縮されたので、
3〜4パッセージ 各10問
制限時間 54〜72分
ですよね。
ということは1パッセージあたり18分換算。
10問解くのに18分ということになります。
留学中も速読の目安としてWPMというものを利用したことがありました。
WPMとはWords Per Minuteの略で、1分間にどれだけの単語数が読めるかという指標になります。
この指標、個人的にはTOEFL対策として直接的に運用していくのは違うかなぁというのが個人的な意見。
というのも、TOEFL iBTのリーディングで点数を上げるためには
早く読むことは当然重要だけど、それだけで上がるわけではない
からです。
どういうことか。めっちゃシンプル。
ただ読むのではなく、問題に答える時間があるから。
つまり、読むスピードを把握することも重要ですが、10問をどのペースで答えていけば自分としてはいいペース配分なのかを知っておく必要があるからです。
語彙問題はその単語を知っていれば一瞬で片付きます。
でも要約問題や推測問題、表完成問題は当然時間がかかります。
シンプルに一問に対して何分何秒で考えるよりも、
1パッセージに対する問題10問大きく捉えて、後半の時間がかかる問題に何分の時点で突入できていればこなせるのかを知っておいた方がいいんです。
だからこそ、問題を解く際は徹底的に時間を気にしながら、本番での時間配分を意識しながら解きましょう。
感覚的な配分が掴めてきたら、より詳細に時間配分を詰めていくのもありかと思います。
まずは、全体的な流れに対する自分自身の理想的な時間配分をしっかりと理解する。
ということが重要です。
ちなみに知っておきたい方のために、WPMですが
単語数÷時間(秒)×60
で算出されます。
700語のパッセージ全文を読むのに4分20秒かかったら
700÷260×60=161WPM
ということになりますね。
ネイティブの大人平均が大体300WPMくらいだそうです。
速読の訓練の目安として、成長度合いを測りたければご利用ください。
③ 解答へのプロセスを定着させる
さて、最後です。
点数に直結する大事な部分です。
点数を上げるためには当然、問題に正解しなければなりませんよね。
その際に、4択から2択に絞れても、最後で外せば点数はなしなわけです。
つまり、絶対的な正解にたどり着かなければならないわけです。
これはテストであれば当然の話なわけですが、
数をこなすことの重要な理由は、この、
「解答する」という行為に慣れていくことが重要だから
です。
こなせばこなすほど、
「なんとなく理解する」では足りず「じっくり読み解く」能力が求められることを痛感すると思います。
解答に導いてくれるセンテンスがどこに転がっているのか、どこから見つけ出してくるのか
それは、数をこなして初めて身に付く能力です。
リーディング問題の対策で試験問題の文章全体をひたすら速く読む練習は、無駄ではないかもしれないけど個人的にはおすすめ出来ません。
「速く正確に読む」ことと「正しい答えに辿り着く」を同時に訓練して初めて、リーディングのスコアアップに繋がります。
速く読むことだけに頭を囚われず、きっちりと「設問に答える能力」の重要性も認識しておきましょう!
では、まとめです!
① 出題形式に慣れる
② 読む時間配分を感覚的に熟知する
③ 解答へのプロセスを定着させる
時間との勝負だからって速く読めばいいというわけではない。
速く「答えに辿り着く練習」が必須、というお話でした。
では、またでーす!