【医療英語】痛みの評価の際に使える表現集

Paris / Chicago

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

綺麗な景色というのはやっぱりほっこりするものですね。

パリを象徴するものは軽く見に行けたけど、今の憧れはヨーロッパの田舎町です。

 

フランス語ある程度やって、次は田舎町でゆっくりしたいな〜。

 

 

 

さて、今回はTOEFLから少し離れて『医療英語』についてです。

 

 

というのも、プロフィールに記載させていただいておりますが、

私は現在、急性期病院に理学療法士として勤務しております。

 

理学療法士というのは、まあ簡単にいうとリハビリのお仕事になるんですが、

外国人患者さんに対応する際に、

 

痛みを聞く

 

ということは非常に重要な要素となります。

 

 

介入中は世間話もするので一般的な英会話の能力も重要なんですが、痛みを聞き取れないというのは介入内容にも直結する致命的な部分になります。

 

そこで今回は、理学療法士のみならず、医療従事者が外国人患者さんに聞く際にそのまま使える表現をまとめておきます。

 

 

痛みの評価の際に何をどう聞く?

 

正直この記事が参考になる方はかなり限られてしまって、

医療従事者でさらに英語を使う方

になります。

 

ただ痛みの種類の表現も提示しますので、海外で病院を受診する際に (めっちゃレアだけど) 奇跡的に覚えていたら使ってください。

 

まあ医療現場では痛みってこんな風に表現されているんだ〜ぐらいで大丈夫です。

 

ご興味ない方はこの記事スキップで!

 

 

まず、病院での痛みの評価はNRS (Numerical Rating Scale) やVAS (Visual Analogue Scale) といったものがメジャーです。

 

NRSは痛みを0〜10の11段階で表現してもらう方法で、

VAS10cmの線が書かれた紙に痛みの程度を表す部位に印をつけてもらう方法です。

 

私のところではNRSを主としております。

 

治療 (リハビリ) にあたり重要なのが

 

① 疼痛の部位

② 程度

③ 種類

④ 動作

 

あたりですかね。

 

それぞれ英語での例文を提示していきます。

 

 

① 疼痛の部位

 

どこが痛みますか?

・Where is the pain?

・Where do you feel the pain?

・Where does it hurt?

 

ここで身体の部位を答えてもらう以上、身体の部位一つ一つを英語で覚えなきゃ!とか考えなくていいです。

 

 

指差してもらえばいいんで!

 

 

どれか一つをさらっと言えるように練習しておきましょう。

全部じゃなくていいです。一文でいいです。毎回それ使えばオッケ!

 

痛みを訴えられたらまず、

どこが?

から入るのが自然な流れですね。

 

ちなみに、理学療法士としては「膝」とだけ言われてもダメなんです。

 

膝の上なのか下なのか横なのか、右下なのか左上なのか裏なのか。

 

整形外科疾患であれば、いつ、どこに、どんな痛みが、どの程度あるか

によって介入内容は大きく変わります。

 

だから指差してもらえばオッケ!

 

 

お腹の手術後とかであれば傷が痛むことがほとんどですので介入内容に左右されないんですが、その辺でもまずはしっかり聴取することが重要です。

 

話が通じるか通じないのかはシンプルに信頼度に大きく関わりますからね。

 

 

② 程度

 

程度はNRS 0〜10の11段階で聞けばいいんですが、

個人的にNRS、大っ嫌いなんです。

 

理由としては、

めんどいから。

 

患者さんの立場で考えてみてください。

 

理学療法士はもちろん、お医者さんや看護師さんに

「痛い!」と言う度に

え、それ0〜10で言うと何点?

って聞かれるんです。

 

うっとーしくない?

 

私はうっとーしいだろうなって思っちゃうから、患者さんが優しくて理解のある方であれば使用しますが、もっとざっくり聞くこともあります。

 

その表現としては、

 

無痛

・no pain

 

軽い痛み

・mild

 

中程度の痛み

・moderate

 

激しい痛み

・severe

 

経験したことない痛み

・worst possible

 

程度に関してはNRSで11段階で聞くか、

めんどければこの5段階でも十分ですね。結局は前と比較して改善したのか増悪したのかが分かればいいわけなので。

 

 

③ 種類

 

これも非常に重要で、ズキズキするのか、引っ張られる感じなのか、鈍痛なのか、神経痛なのか

 

その種類によってもアプローチ内容が変わります

 

お薬で言うと「痛み止め」で片付いちゃうんですが、理学療法士はそう言うわけにはいきません。

 

よく出る痛みの種類をまとめてみます。

 

 

ズキズキする

・Throbbing

 

刺すような

・Stabbing

 

ピリピリする

Electric shock like

 

ビーンと走るような

Shooting

 

ヒリヒリする

Burning

 

 

めんどっ!って思われた方。

 

鋭痛

・Sharp pain

 

鈍痛

・Dull pain

 

これでもある程度は選別できますかね。

Sharpであれば神経的な影響を考えるし、

Dullであれば軟部組織を疑います。

 

 

おまけとして、「創部痛」

・wound pain

 

です。

 

 

④ 動作

 

どういう時に痛みますか?

・In what situations do you get it?

・When does it occur?

 

まあこの辺は When? とだけ聞けば大体答えてくれますけどね。

 

一応文章として書いておきました。

 

 

 

 

入院患者さんでも外来患者さんでも、最低限の情報があった上でリハビリは開始になります。

 

ただし、重症度の選別や介入内容、改善の可否を判断する上で、このような問診方法は覚えておいた方が絶対パフォーマンスは上がります。

 

海外で病院に受診した際にこれだけでも日本語で聞いてくれたらありがたくないですか?

 

常に逆の立場になって考えて、自分だったらこうして欲しい、を考えることは何だってどこだって重要ですね。

 

 

では、簡単なもののみで、まとめです。

 

① 疼痛の部位

どこが痛みますか?

・Where is the pain?

 

② 程度

無痛 ⇨ 軽い ⇨ 中等度 ⇨ 激しい ⇨ 経験したことない痛み

no pain ⇨ mild ⇨ moderate ⇨ severe ⇨ worst possible

 

③ 種類

鋭痛

・Sharp pain

鈍痛

・Dull pain

 

④ 動作

どういう時に痛みますか?

・When does it occur?

 

 

役立つ方はかなり限られてはしまいますが、英語を使用する医療従事者の方々。

 

ちょっとしたことでも外国人患者さんは救われるもんですのでぜひ少しずつ!

 

 

では、またでーす!

 

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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