【TOEFL】リスニング対策 簡易版のディクテーションに挑戦

London / UK

 

こんにちは、Togoです。

 

今回はリスニングの勉強法として使用する方も多くいる

ディクテーションについてのお話です。

以前にシャドーイングについての内容を書きました。

 

 

 

 

 

ディクテーションもリスニング能力向上に効いたという声が多数あり、

興味がある方にとっては試す価値はあるかなと。

やってみて合わなければやめればいいんです。

 

では、最初にそのディクテーションについて説明して、その後に私なりのディクテーションのお話を。

 

 

ディクテーションって?

 

そもそもディクテーションとは

 

Dictation 書き取り、書き取ったもの

 

つまり、英語を聞いてそれをそのまま書き取るという作業のことです。

 

シンプルにご説明すると、何かしらのリスニング教材を聞いてそれをそのまま「書く」作業を通して、リスニングスキルを高める練習ですね。

 

 

リスニングの練習においてこのディクテーションのメリットはいくつかあります。

様々なところでディクテーションに関する記事がありますが、個人的に考えるディクテーションのメリットはこれです。

 

・リスニングスキルの向上

・聞き取りづらい単語が明確になる

・聞き流すのではなくしっかり聞き取るスキルに通じる

 

そもそも聞けなければ英語を紙に書き起こすということは出来ません。

書き起こせなかった単語を後からスクリプトと見比べることで知らない単語自分のイメージする発音と実際の発音にギャップがあることに気付くことも出来ます。

基本的な方法は一字一句書き起こすので、しっかり聞く習慣付けにもなるでしょう。

 

 

ただやはりデメリットもあるかなあと感じていて、

 

・難易度が高い

・スペルを気にしてなかなか進まない

・書くという作業に時間がかかる点での非効率性

 

この辺ですかね。

 

実際にやってみると分かるんですが、

喋るのと書くの、どっちが早いかといえば当然喋る方ですよね。

また、聞き取れたけど、ここcだっけ?kだっけ?とか、aだっけoだっけ?とかスペルを気にしている間にCDの中のスピーカーはどんどん先に進んでいます。

さらに書き起こすという大変な作業をこなしている割に、区切りがついたと思っても引いて見返してみると意外と進んでいない…みたいなこともあります。

 

まあどんな勉強法や参考書にもそれぞれメリット・デメリットがあるもので、

大切なことはいかにデメリットを「工夫で」潰すのか、ということなんですね。

 

そこで、やや面倒ではあるかもしれませんが、もしやるならこのやり方から始めてみては?という方法をご紹介していきます。

 

 

簡易版ディクテーションに挑戦

 

この方法はディクテーションといってもやや難易度を下げた方法で、

フィリピンの留学中に授業で実際に取り組んでいた方法でもあります。

 

デメリットをどう潰しているのかは後述するとして、そもそもの簡易版ディクテーションのやり方からです。

 

 

穴埋めタイプのディクテーション

 

フィリピンでのリスニングトレーニングではスクリプトが穴埋め形式になっていて、読まれている内容を全文書くほどの難易度はないというものでした。

 

しかしこれは学校側が用意してくれているわけで、自分で取り組むにはその穴埋め形式の教材を用意しなければなりません

 

どうやって用意するかの手順を簡単に書いてみます。

 

まずは一回、実際のリスニング教材で問題に答えてみる。

正答率が低かった問題を用意。

その問題のスクリプトをコピーする。

スクリプトを分析し、聞き取れていなさそうな単語や熟語、答えに直結する部分を暗記ペンで消す。

 

ゼブラ チェックペン アルファ 水性マーカー 青 WYT20-BL (×3 本)

 

赤の下敷きで隠したところで、準備完了。

 

この流れは一見面倒なように見えますが、オプションでやっていることはただコピーを取る作業が増えただけです。

 

暗記ペンで線を引くことに関してはスクリプトの分析はどうせするわけなので関係なしです。

 

このようにしてできた穴埋め形式の問題文を、実際に聞きながらディクテーションしていきます。

ディクテーションは問題文は下敷きが置かれているので、他の紙に書き起こしていくと良いでしょう。

この際に重要なのが、スペルの正確さは無視しちゃうということ。

 

大体のニュアンスで聞き取れていればオッケー!

もし間違えたらそれはそれで良い勉強。それを機に間違いを徹底的に復習して覚えちゃいましょう。

 

 

この方法の良い点は、難易度を自分で設定できること。

 

簡単にしたければマーカーで引いて作る空欄の数を少なくすれば良いし、

慣れてきてより多くの単語を聞き取る練習がしたければどんどん線を引いて隠せば良い。

 

最初から全文やるのはハードルが高いという方には、ちょっとコピーをとって取り組んでみるのは一つかな、と思っています。

 

 

デメリットをどう対処している?

 

・難易度が高い

 自分で設定できている。

 

・スペルを気にしてなかなか進まない

 スペル気にしなくて良い。間違えたらそれをきっかけにして暗記。

 

・書くという作業に時間がかかる点での非効率性

 穴埋めだからそれほど時間がかからない。

 

こうしてなんとかデメリットを潰した形です。

 

ここまで話しておいてあれなんですが、私は断然シャドーイング派です (派閥があるのかは知りませんが) 。

ですが、しっかり聞き取るという練習には効果的だろうな、とは思っています。

 

ディクテーションが勉強方法に合っていると感じられている方で、あまり続かないという方。

ちょっとした工夫で継続できる難易度になるかもしれないですよ!

 

 

超簡単にまとめますと、

 

スクリプトを暗記ペンを使って穴埋め形式のものにする。

それを使ってディクテーション。

 

難易度は隠す単語の数で調整して、段階的に難しくしていく。

 

 

こんな感じですかね。

 

 

 

では、またでーす!

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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