【一般英語】スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式公演は何十回でも聞き込むべき!

こんにちは、Togoです。
数年前、TOEFLの勉強に没頭する日々の中で、特別何かの参考書を探していたわけでもなく本屋さんに立ち寄りました。
そこである一冊の本を見つけました。
英文徹底解読 スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式講演
超!有名な
スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式公演のスピーチ
を徹底解剖した一冊です。
TOEFLのスコアアップに直結するものではないかな〜とも思いつつ、このスピーチ自体は聞いたことがあったので気になって購入しました。
洋画を見ていて、
字幕での理解よりも英語をそのまま理解できたらもっと楽しめるのに!
って思ったことありませんか?
これも同じような感覚。
動画を見たときは字幕付きのものでしたので、このスピーチでジョブズが言おうとしているところの背景をもっと知った上で改めて聴いてみたい、と思ったんですね。
*動画は一番下に載っけてます!
私自身、仕事関連で人前でプレゼンする機会は少なからずありまして、
その時は本当に詳細なところまで詰めまくるんです。
スライドの見せ方、話すスピード、強弱、話の流れ、一貫性などなど……
何回も何回も予行練習をして、穴がないかを確認します。
スティーブ・ジョブズという超偉大な方が、超一流大学のスタンフォード大学の卒業式で話すワケですよ。
あれほどの方のスピーチとなると準備にどの程度の時間をかけるのか (めちゃくちゃ短時間で出来ちゃうのか、すっごい念入りに作り上げるのか) は想像もつきませんが、
いずれにせよさらっと数回聞いただけで理解したとは言ってはいけない『深さ』がある気がしてならないんです。
実際に読み込んでみるとやっぱりこれがまあ〜面白い。
著者の畠山雄二さんは自身でジョブズ信者とおっしゃってまして、
ジョブズの人生背景も織り交ぜながらスピーチを解説していきます。
内容を深掘りするのは改めてどこかでしてみようかと思うんですが、今回私がこの記事を書いたのには理由がありまして、
タイムリーにこの内容の結果が最近出たからなんですね。
ジョブズはこのスピーチでたった3つのことを伝えます。
それが、
・connecting the dots (点と点を繋ぐ)
・love and loss (愛と喪失)
・death (死)
当時の私にとって、connecting the dotsの内容は本当に染みる内容だったんです。
この本を読んだ当時、私は仕事をしながら英語の勉強をし、絵を描いたり、写真を撮ることを目的に旅をしたりと
興味のあることにひたすら夢中になって取り組んでいました。
売れるような絵でもなければ、額縁に入れて飾りたくなるような写真が撮れていたわけでもありませんでした。
でも楽しいから寝る時間を削りまくってでも何かをやっていた気がします。
こんなことやってて将来何になるんだろう、って考えたこともあったけど、とにかく楽しいからやってました。
年齢が一回りも二回りも上の方々からバカにされたこともあったし、
同年代からも何がしたいの?って鼻で笑われたことも多々。
何かを成し遂げた方々って過去を振り返ってそういうエピソード話されること多いじゃないですか。
みんな大好き私も大好きのあのイチローだって、たくさん笑われたという経験を会見で話されています。
規模こそ桁違いですが!!
あれ私も何回も経験したんですよね。
そんな時のこの一冊、そしてここがめちゃくちゃ染みたんです。
Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
先を読んで点と点を繋ぐことはできない。後から振り返って初めて出来る。
点と点が将来どこかで繋がると信じなければならない。
これを聞いて改めて、今はとにかく点を大きくする作業に没頭しよう。
と誓いました。
理学療法士をしながら英語、旅、写真、絵どれもこれもその時楽しいと思えたことにのめり込み続けたんですね。
いつか繋げる!それまで続ける!って感じで。
あれから約4年ですか。
ジョブズの言う通り今から振り返って考えてみると、
医療×英語
医療×写真×絵
という
全てが繋がる仕事が出来ています。
この「写真」に関してもインドがベースにあるからやっぱり旅の経験もここに繋がっています。
点を大きくする努力もしたけど、もちろん点を繋げる努力もしました。
この「繋がった瞬間」っていうのは中毒性があるほどに達成感があって、
面白いことに、
同時にそれをさらに大きく、強固なものにするために何が必要なのかを考え、探し始めます。
自分がやってきたことにまだまだ自信はないけど、これももっともっと結果を出せば変わるはず。
今は植物育てながら料理めちゃくちゃこだわって絵本も描き始めました。
この辺も何かに繋がったらめっちゃ面白いなー。
英語の勉強は時に孤独で苦しい時がきます。
「いつか何かになる日」まで、継続あるのみ、ですね。
では、またでーす!