【TOEFL】リスニング対策!英語耳で発音練習!

Bangkok / Thailand

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

今回はTOEFLやTOEICのリスニング対策として取り組んでいただきたい参考書、

『英語耳』

のご紹介です。

 

 

まずその参考書がこちら!

 

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

 

 

説明を読んでいただければ分かりますが、この本の根底にある考え方は

 

発音し分けられない音は聞き分けられない。

 

というところにあります。

 

bat と but

ear と year

heart と hurt

 

日本語というのは不思議なもので文字の形式が3タイプありますよね。

 

ひらがな、カタカナ、漢字

です。

 

この文字の形式が3つもあることは日本語の表現の豊かさを増幅させるわけなんですが、

このカタカナというものは英語学習において厄介なものにもなります。

 

上記の例で言うと

 

バット

イヤー

ハート

 

で片付いちゃうんです。

 

でも発音記号付きで提示してみると

 

bat【bˈæt】 と butbət or bˈʌt

ear【íɚ】 と yearjíɚ

heart【hάɚt】 と hurthˈɚːt

 

やっぱり違うんです。

 

この違いはネイティブにとっては明らかに異なるものになりますが、

正しく発音できていなくても何となく通じてしまいます。

 

母国語が日本語ではない外国人の方が

 

「あめ」が降る

 

言った場合

その「あめ」の発音が「雨」ではなくて「飴」でも理解しますよね。

 

降るのは飴ではなくて雨だから日本語を話す我々は頭の中で勝手に「飴」を「雨」に変換します。

 

ではその外国人の方が

 

「あめ」が降る

 

聞いた場合

「あめ」そのものがどちらかの判断ではなく、

「降る」のはどちらか

を考える作業が入るわけです。

 

英語を聞く場合に話を戻しましょう。

 

TOEFLのリスニングは本当に目まぐるしく話が進みます。

講義の問題なんかは特に専門用語がある中で必要な情報を聞き分けていかなければなりません。

 

そんなスピードに順応しながら情報を収集する際に

「降る」のはどちらか

のように文脈からその単語がどちらなのかを考えるのは非常に非効率になります。

 

ではどうすればいいのか。

この英語耳で徹底的に説明してくれている

 

発音記号を自分の口で発することができる

 

ようになることが聞き分けへの近道になります。

つまり聞いたことをそのまま映像化出来るようになる訓練というわけです。

 

 

発音記号って意外と学生時代に深掘りしていない分野だったりしませんか?

 

単語を勉強するときにもこの発音記号通りに発音しながら覚えていくと

その単語はリスニングでもちゃんと理解に結びついてくれる単語になります。

 

発音記号ごとに発音の仕方の解説があり、口や舌の形を絵として掲載してくれてあります。

 

リスニングの勉強という感覚は少なくなるかもしれませんが、

まずはしっかり発音できること

が、リスニングの理解に繋がると信じて、まずはしっかり発音の練習をしていきましょう。

 

後半にAmazing Graceの件がありますが、私はほぼやってません。

 

とにかくひたすら発音記号の徹底的な練習です!

 

付録のCDはその発音記号の発音の仕方がひたすら流れるという

ちょっとシュールなものではありますが。

 

 

発音記号と発音を結びつける

正しく発音記号を発音出来る様になる

単語の勉強の際に発音記号通りに暗記する

リスニングの際にも発音記号を意識しながら聞く練習をする

 

この流れが出来るとネイティブのスピードに順応できる

「英語耳」

に近づくわけですね。

 

私もまだまだこれを使いながら訓練中です。

 

言語が違えば音を拾う耳も異なり、

それを発する口 (筋肉) も異なります。

 

リスニングで文脈から理解するという過程を踏んでいる方

かっこいい発音に憧れている方

 

まずはこの一冊を使って、発音記号の理解から取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

では、またでーす!

 

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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