【一般英語】かなり便利な Actually

こんにちは、Togoです。
留学中、海外の生徒はみんな遅刻しまくりでして、
授業は生徒がある程度揃うのを待つと大体が約10分遅れで開始されておりました。
そんな中、超真面目な私はきっちり10分前には席に着いていて、そこからの15〜20分くらいは先生貸切の質問タイムを勝手に毎日設けていた訳なんですが、
そんな会話の中で教えてもらった、今思うと超!便利だったな!という
“Actually“
の使い方。これを今回ご紹介します。
それを聞いてから留学期間中しょっちゅう使ってました。
ただまだまだ自然に使いこなし切れていないのも現状です。
もっと自然に使いたいなー。
かなり便利な “Actually”
まず、“Actually” の一般的に有名な意味ですが、
「実は〜」
と覚えている方は多いのではないでしょうか。
知っている単語ではあると思うんですが、
会話の中でどれほどこの単語を使用しているか、と考えると
思っているほど使用頻度、多くなくないですか?
ただこれ、超!便利なんです!
今回は、よく使用させていただいている英辞郎 on the WEBで検索した
で出てきた意味を参考に、
少し馴染みが出る感じで解説していきます。
今回は4パターンにまとめていきます。
① 「実際は、実は、実のところ」の “actually”
② 「本当は、本当に、実際に」の “actually“
③ 「〜の方がかえって」の “actually”
④ 「いざ〜してみると」の “actually”
では一つずつ!
① 「実際は、実は、実のところ」の “actually”
これは先ほども出てきた割と有名な意味になりますね。
中国人のクラスメイトとの会話で使ったのをはっきり覚えています。
彼は私が日本人ということで話しかけてきてくれたんですが、
どうやら漫画の「NARUTO」が大好きだったらしいんですね。
かなりのハイテンションできてくれたのはいいんですが、
私はというと、「NARUTO」を全く読んだことがないという完全に申し訳ないパターン。
Actually, I’ve never read “NARUTO”.
ごめん、実は…NARUTO読んだことないんだ。
こういう正直な気持ちを表す時に使えます。
あとですね、アラブからの留学生なんかは19歳でヒゲがものすごいことになっていたりするのもあってか、
ザ・日本人顔の私は比較的実年齢よりも当時は非常に若く見られておりまして、
Actually, I’m 27 years old.
実は、27歳なんです。
こういう意味でも正直なこと、「実はね、〜なんだ」という内容を話す際に、最初に置くことができます。
Actually, I have a cold today.
実は今日風邪ひいてるんだ。
Actually, I have a hangover.
実は二日酔いなんだ。
実はね、あのね、みたいな感じで使えるので、私としてはこの意味合いが一番使いやすかったです。
② 「本当は、本当に、実際に」の “actually“
これは本音を言うと (actually,)、“really” と同じ感覚で (置き換えても) 使えるので、馴染みのない方は無理に “actually” を引っ張り出す必要はないかと。
ただこういう用法もあるんだな、ということで少し紹介します。
She looks actually (really) pretty.
彼女は本当に可愛らしく見える。
I actually (really) saw a ghost.
本当に幽霊を見た。
I actually (really) swam the Ganges river.
本当に (実際に) ガンジス川を泳いできたんだ。
これは見たものや経験したものを話す際に使えます。
ちなみに最後の例文は経験談でして。
ガンジス川って予備知識を持ってからであれば見るだけでもかなりの感動があるんです。
歴史や文化をしっかり勉強していくと、本当に神聖なものなんだと感じるんですね。
ただガンジス川沿いは観光客目当てのインド人がワラワラしているんです。
そんな中ガンジス川に飛び込んで泳ぎ出した瞬間、
水面から眺める川沿いのガートが、今まで経験したことないほどに静かで、本気で時が止まったような感覚に陥りました。
写真に撮る気にもならない、というよりも、撮りたくないほどに、神聖なものに感じました。
体調を壊すなどと様々な懸念材料がネット上で広まってはおりますが、個人的にはガンジスへ行ったらぜひ泳いでみることをおすすめします。
身体があまり強くない方は無理なさらずに!
入った後に強烈な寒気に襲われたと言うエピソードも聞いています。
私は特に問題ありませんでしたがやっぱり無責任にはすすめられないもので。
そのエピソードは旅中に日本人からも聞いた話ですが、それを実際に経験した人が英語で話すとしたら、
It actually happened!
こんなフレーズも出てくるんですかね?
③ 「〜の方がかえって」の”actually”
あ、やっぱり…
という感覚、つまり急に気が変わった際に使えます。
Actually, let me get the salad instead of the steak.
あ、やっぱりステーキじゃなくてサラダをください。
極端な例文を出しましたが、急にダイエットしていることを思い出したかのような罪悪感との戦いの瞬間ですね。
一回断った後に、あ、やっぱりください…という際のフレーズとしても便利です。
No thanks. Ah… actually, I want.
旅行中の買い物などでハッと気が変わった際にはちょっと使ってみても良いかもしれません。
④ 「いざ〜してみると」の “actually”
たまたま街中で有名人を見たとしましょうか。
その方が三枚目キャラとしてテレビに出ていたタレントさんだったのに、いざ生で見てみると顔立ちが思っていてよりもめちゃくちゃかっこよかった時に
He is actually really handsome.
(いざ見てみると、意外と) めちゃくちゃイケメンだったよ!
こんな使い方ができます。
She is actually really kind.
He is actually really cool.
この “actually” は、よく考えてみると、「実際は〜」というイメージで考えればスッキリしますかね。
そんなに「いざ〜してみると」というフレーズにこだわる必要はなくて、やっぱり根底にある「実際は、本当は」という感覚を持っておけば納得がいきます。
ネイティブはもっともっと様々なシチュエーションで使いこなしているであろう、
“actually” ですが、
今回、私の経験からお話、解説出来るところはこの辺りまでです。
会話になって「マジで」のニュアンスを話す際に、“really” を頻発してしまう方や、
あの〜実は…みたいに、少し柔らかくした表現も知っておきたい方はぜひ使い慣れていくことをおすすめします。
Actually, I’m really sleepy…
では、またでーす。
おやすみなさい…