【留学】詳細レポート! 〜留学終了後編〜

こんにちは、Togoです。
最近はずっと文法関連のお話が続いておりまして、
留学の詳細レポートをしていなかったな〜と。
今回は前回の授業編から一旦完結させちゃおうということで、
留学終了後編
としてまとめていきます。
今回は私自身の話が多くなってしまいそうです。
本当に伝えたいことは後半にございます。
物好きなとても優しいお方はぜひお付き合いくださいませ。
留学中の授業の内容などを知りたい方はまずはこちらから読んでみてください。
この中に準備編と到着編もあるので、もっと遡りたい方はぜひ!
前回の内容にあった授業を終え、無事私はイリノイ大学シカゴ校のTIEという英語学習コースを卒業 (終了) してきたわけなんですが、
成績は帰国後に送られることになっており、合否は帰国後に判明しました。
・授業無遅刻無欠席
・提出物コンプリート
・テスト全て90%超え
という超ど真面目留学ライフだったので、
どう考えても90%は超えていたから成績はあまり興味はなく。
留学終了後の興味は
ストリートフォトをどこで撮り続けるか
のみにありました。
当初、というか留学前から学校が終わったらニューヨークで2週間くらい撮ろうかな〜と予定していて、そのつもりでニューヨーク行きのチケットを探しておりました。
そしたらルームメイトのSamから、
絶対ヨーロッパ行け!!
と必死でニューヨーク行きを止められまして。
本音を言うと、元々アジア旅が大好きたっだ私にとってヨーロッパはあまり興味のない街だったんです。
アメリカ文化は大好きだった (行ったことないくせに) し、憧れもあったけど、ヨーロッパにはなぜか。
理由はよくわかりません。ただアジアの喧騒とした雰囲気か、元々憧れだったアメリカという考えしかなかったということです。
そんな時に、よく考えたらヨーロッパでのストリートフォトめちゃくちゃ楽しそうじゃん!となりまして、
しかもアメリカとヨーロッパめちゃ近いことに気付き!
Samとの会話の5分後には、ロンドン行きの航空券を購入してました。
必要ないものはキャリーケースに詰めて実家へ送り、
授業全コース、最終テスト、卒業式全てを終えた翌日に必要な荷物だけバックパックに、機材関連をカメラバックに積み込み、
その後はサンドイッチスタイルでヨーロッパを2週間くらいかけて周りながらひたすら街中で写真を撮り続けておりました。
そうしてロンドンからインし、数カ国・数都市を巡ってからチェコのプラハでストリートフォト旅を終え、実家でおじいちゃん愛犬に再会したのでした。
ちゃんちゃん。
という、ここまでは本当にただの日記で、みなさんにとってはどうでも良い内容なんです。すいませんでした、長々と。
言いたかったのは私がヨーロッパで写真を撮っていたことでもなければ、愛犬に無事再会できたことでもありません。
今回お話ししたい内容はここから!!
留学終了後に待ち受けているのは、そもそもの留学の目的をどう次に繋げるか。
という現実との対峙です。
個人的にはここが非常に楽しくもあり、苦しかったところでもあります。
この経験をどう次のステップにつなげるのか。
ニートとなったあの時の実家で過ごす申し訳なさ。辛かったー。
私の場合で言うと、そもそも留学の目的は英語と写真がメインでした。
だから英語をしっかり勉強した後、そのまま撮影旅を続けたんですね。
帰国後も実家から何か用事があれば上京し、東京で写真を撮っておりました。
本当に不思議なもので、ファインダーと通すと見慣れた東京の街が全く別物になります。
こうして考えると、たくさんの国、たくさんの都市、たくさんの場所に連れて行ってくれた愛用のカメラ2機は本当に大切な相棒のような存在になってます。
ここで少し後悔していることがあって、
留学期間中、TOEFLの専門的な勉強をあまりやり込めなかったんです。
さらに帰国後のまあまあな貧乏生活にTOEFLの受験料はなかなかずっしりくる額でして。
結局帰国後にTOEFLを受験したのは帰国してから約半年後でした。
点数が全てではないけど、やっぱり留学の成果を肌で感じ、改善点や留学で学んだことを今後に活かすためにもなるべく早く一度は受験しておくべきだったな〜と思っています。
ちょっと話が散らかっているのでまとめてみると、
留学後に待ち受けているのはそもそもの留学の目的をどう次に繋げるか。という現実との対峙であって、
留学を経験したことで何者かにでもなったような勘違いは非常に危険です。
留学経験者というのはめちゃくちゃいます。英語がペラペラな日本人なんて山ほどいます。
その時に考えるべきなのはその人たちと戦うことではなくて、
自分がなぜ留学したのかという原点にきっちり戻ること。
スタート地点で考えていたことをしっかり振り返ることです。
そうして私は医療の現場に戻りましたし、写真を続けるための場所を選びました。
目的を持って始めたことは、目的が達成されたのかどうかを確認する作業が必要ってことですね。
ここまで考えてくると目的を持つ、つまり何かに取り組む時に注意しなければならないことが出てきます。
「何を持って、その目的が達成されたと見なすのか」
つまり、ゴールです。
その指標は持っておいた方がいいでしょう。
なんだっていいと思います。自由です。
例として留学で考えたら、
TOEIC 200点アップ
TOEFL iBT 80点以上
英語での会話のストレスがなくなる
その土地のグルメ食べ尽くし
外国人の友達100人
達成とみなす具体的な指標を持って目的を持って、
取り組んで、
終わったら振り返る。
振り返った時に全然違うところにいたら、それで良しなのか (今後もその違う方向に向かうのか) 、軌道修正が必要なのかを検討する。
とにかく、振り返りが大事ということです。
模試も、復習が大事とお伝えしましたよね。
留学をするときは留学期間に目が行きがちですが、
留学終了後こそ、「振り返り」です。
「無駄な経験なんてない」
というそこら辺に転がっている「言葉」だけを鵜呑みにするのではなく、
経験を無駄にしないためには何をどのくらいやるべきなのか
を考えて実行することで初めて
「あの経験は無駄ではなかった」
という考えにたどり着く、ということですかね。
留学のために病院を辞めたこと
悩んで、調べてたどり着いたイリノイ大学という選択
アメリカ人のホームレスに怒られたこと
脚がパンパンになるまで歩いたヨーロッパ
帰国後の悩み
今となってそれらは私にとって何一つ無駄じゃなかったと言えます。
それは全て、自分自身で「振り返ったから」だと思っていますし、ジョブズが教えてくれた、点と点がいつか繋がると信じて続けたからだと思っています。
今回はそんな、独り言のような思い出話の回でした。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。
では、またでーす!