【一般英語】英語のことわざは覚えておいた方がいいのか

こんにちは、Togoです。
今回は「ことわざ」を勉強するべきかどうかを少し考えてみます。
日本語でことわざがあるように、当然英語でもことわざはあります。
同じような意味を持つものから、そもそも海外から日本に入ってきたものもあります。
Seeing is believing.
百聞は一見にしかず
Kill two birds with one stone.
一石二鳥
All is well that ends well.
終わりよければすべてよし
So many men, so many minds.
十人十色
Failure teaches success.
失敗は成功のもと
英語のことわざは、たま〜に参考書のコラムとかで紹介されていますが、
覚えておいた方がいいのか、というテーマで話し始めてしまっているので、本音を言っておくと
別にわざわざはしなくていいかな〜
というのがぶっちゃけた意見です。
というのも、日本語でだって会話で使わなくないですか?ことわざって。
日本語を勉強中の外国人の方がいきなり会話中に日本のことわざ言ってきても正直反応にはちょっと困るし、
多分自分が英語でいきなり話したらネイティブにとってはその感じになるんだろうな〜と思ってしまうんで。
だから「覚える」というステップは踏まずに、ことわざ紹介を読む際は、
その国の文化や国民性を感じとるために読む
程度にしています。
また、ことわざは、TOEFL のライティングやスピーキングで「使えなくもない」ものにもなります。
ただ、そこに関しても
TOEFL用に必死になって暗記する必要はないよ!
というのが個人的な意見です。
そのことわざにぴったりマッチする問題が出る確率は非常に低い気がしますし。
もし、自分でテスト対策として何度も練習をしている内に出てくるエピソードが被ったり、
やっぱり話を繰り返しする中で根底にある自分の考え方が似通っていることに気付いたり、
比較的多用する自分の経験を非常にうまく表現してくれることわざがあったり。
TOEFLの練習中、何かしら共通しているものがあり、それをことわざとして表現しやすいと感じた方はそのことわざはしっかりと覚えておくといいかもしれません。
ことわざじゃなくても偉人や憧れている人が残した言葉でももちろんいいでしょう。
私の場合、TOEFL本番で使ったことはありませんが、ソール・ライターの言葉で大好きなものがあります。
せっかく英語を勉強しているんだから、英語で残された素敵な言葉は、そのまま英語で理解しときたいところ。
The important thing in life is not what you get but what you throw out.
肝心なのは、何を手に入れるかじゃなくて何を捨てるかなんだ
ソールライター好きであれば絶対に一度は聞いたことがあるであろうこの言葉。
ソールのドキュメンタリー映画も何度も見ていますが、やはりこのフレーズが出る瞬間が大好きなんですよね。
渋谷の個展、たまりませんでした。
このように偉大な功績を残した人が残す言葉には、
その言葉の背景があって、そこにたどり着いたその人のプロセスを知って、その言葉が自分に染み込んで初めて価値が出ます。
ただただ数多くの名言が羅列されていてもいまいち染みてこない、突き刺さらないのはおそらくそういうところ。背景や自分の心理状況が大切です。
結局言いたいことは、ことわざだろうが偉人が残した言葉であろうが、
感動したり、救ってくれた言葉だったり、激しく共感できる言葉だったり。
そういう「大切にしたい言葉」というのは、その後の人生でもおそらく根底に根付いくる考え方になってくるわけで、
そういうワンフレーズを持っておくのは、海外で友人と話をする場面でも活きてくるのかな、とも思います。
英語でそのまま心に留めておくのも、なんかいい!!
ソールの言葉は実際、留学中に友人に話したことありましたしね。
共感できないことや興味ないことわざや名言なんて、やっぱり覚えられないですし。好きなことは英語であろうがなんであろうが勝手に染み込んできます。
What one likes, one will do well.
ってことで。
ご興味ある方はぜひ。
写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(字幕版)
では、またでーす!