【英単語】”clothes” と “clothing” の違いをシンプルに整理する!

London / UK

 

 

こんにちは、Togoです。

 

前回「服」にまつわる英単語を整理しました。

ここで基本的に会話では “clothes” “clothing” を使っておけば問題ないけど、私たちにとっての「服」の感覚に近いのは “clothes” です。

というところで落ち着きました。

 

 

 

今回はもう少しだけ整理しておきます。

 

 

clothes” と “clothing” の違い

 

改めて、前回の内容では

“clothing” のほうがやや形式ばったもの

とお伝えしました。「服」というより「衣類」という感覚でしょうか。

 

今回は文法的な話から切り込んで、それぞれがどんな名詞なのか、という点で見てみます。

 

まず、

“clothes” は可算名詞

“clothing” は不可算名詞

というところをおさえておきます。

 

そうすると意味以外に変わってくるのが、量や数を表現するときの違いです。

 

つまり、「たくさんの服」と言いたいときは、

many clothes

much clothing

になる、ということです。

 

I have many clothes.

I have much clothing.

 

この「たくさんの」を表す表現でよく使われるのが

a lot of 〜

lots of 〜

ですが、どちらも口語的な表現で、 lots of 〜 の方がより口語的な表現です。

この2つは可算名詞、不可算名詞どちらでも使えるので、困ったらこれらの単語をポンっと出しときましょう。

ただし、TOEFLのライティングや英作文では極力避けた方がいいので、

“many” と “much”

の使い分けは把握しておいた方がいいでしょう。

 

具体的な数を数える場面では、

“piece of clothing”“an article of clothing”

と言う表現もありますが、ややこしくなるのでシンプルに

“three shirts”“two pairs of jeans”

のように具体的な服の種類を言っちゃった方が楽です。

 

 

では、前回の記事からの総まとめとして、スッキリと整理するために例文2つを覚えちゃいましょう。

 

I have many clothes.

私はたくさんの服を持っている。

The new clothing store will open next month. 

新しい衣類量販店 (服屋) が来月オープンする。

 

この2文を覚えておけばある程度ここで書いた内容に関しては説明がつきます。

“clothes”数えられる名詞なので “much” ではなく “many” がつく

服をたくさん持っているファッション大好きな方はこれをそのまま使ってください。

“much clothing” と特別使い分ける必要はないです。

 

そして、 “clothing” 「衣類」というニュアンスで使われることから、

“clothing store” というコロケーションで覚えておくとスッキリします。

コロケーションについてはこちらでも説明しています。

 

 

 

前回から「服」にまつわる内容を紹介してきました。

細かく考えるともっと色々な例文やシチュエーションで考えた方がいいのかもしれませんが、

最後のまとめをとりあえずおさえるだけでもかなりこれまでのややこしさや苦手意識は消えると思います。

 

では、またでーす!

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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