【TOEFL】TOEFL学習において塾の存在をどう考えるべきなのか

Amsterdam / Netherlands

 

 

こんにちは、Togoです。

 

レストランで「お持ち帰り」を意味する “to go” の表記を見つけるとなぜか撮ってしまうTogoです。

 

 

今回はTOEFLの勉強方法に関するお話です。

とはいっても具体的な勉強法ではなく、「塾」をどう考えるか、という内容です。

 

TOEFL学習において塾の存在をどう考えるべき?

 

一言でTOEFLの塾と言ってもその形式は様々です。

 

・TOEFL含め英語の資格対策のスクール

・英会話教室のTOEFLコース

・生徒の希望に応じた英語全般の学習塾

・個人塾

などなど。

 

それぞれ形式は異なりますし、料金や日程、学習内容、人数など

自分に合った形式を選ぶ必要がありそうですね。

 

ネットで調べてみるとTOEFL学習者へのおすすめ学習塾は出てきますが、

その中から、どこかの塾を選ぶもう一段階前に考えるべきことがあると思っています。

私なりの塾選びの手順をご紹介しますので、参考になりそうな方はこれを踏まえて考えてみてください。

 

自分には塾が必要なのか

 

まず初めに、そもそも塾の存在が必要なのか、というところからです。

そりゃそうですよね。最初の分岐点は

塾に行くのか、行かないのか。

ここなので。

 

これに関しての私見ですが、私は塾へ通うことをおすすめします。

というのも、TOEFLというのは独学で太刀打ち出来るところに限界がある気がしているからです。

私もずっと独学で進めていました。約2年間は仕事のある平日でも8時間近い勉強時間を割いていて、自分で言うのもあれですが学習時間自体は相当なものでした。

しかしどうしても限界が来たのは、

スピーキングとライティングのアウトプット分野。

ここに関しては絶対的な正解がないにもかかわらず、絶対的な間違いは避けなければいけないのです。

 

この表現でもこっちの表現でも文法的にどちらでも問題ない

だけどこれだけは絶対におかしい。

という指摘はもらっておきたい。

ということですね。

 

参考書や学習方法のコツは今の時代ネット上でたくさんの情報を仕入れることができるし、

リーディングやリスニングの学習はとりあえずなんとか自分で頑張って復習すれば、どこが正しくてどこを間違えたのかは分かります。

さらにどれだけ向上してきているのかも点数で分かります。選択問題なので。

 

ただ、スピーキングとライティングのように自分の文章や話した内容を添削してもらうには、やはり英語に特化した、欲を言えばTOEFLに特化した誰かに教えてもらう必要がある。と思ったんです。

 

そういう理由で私は、あれだけの時間を割いていたにもかかわらず、TOEFLに対する独学の限界を感じ、塾にお世話になりました。

 

私がお世話になったのは、

ACT英語学校 横浜東神奈川教室

でした。

参考までに。

 

小まとめをしておくと、

どれだけ独学で時間を割ける人であっても、出来れば塾へも通った方がいい。

その理由は、アウトプット分野を添削してもらえるから。

 

まずこの前提で、次に塾選びのポイントを考えてみます。

 

 

塾はどの形式がベストなのか

 

ここに関してはかなり個人差が出ると思います。

どのようにしてACT英語学校にたどり着いたのかという私の経験談も踏まえ、考えてみます。

 

塾を選ぶ際に重要なのが、自分の学習スタイル、さらに言うと、自分の出来る限界がどこなのか、というところです。

大きく分けると

 

・自分一人では全くやる気になれない

・独学でもガッツリ頑張れる

 

この2タイプのどちら寄りなのか、から考えていきます。

学生時代、

① 学校や図書室で誰かに教えてもらいながらの方がテスト勉強がはかどったタイプか、

② 自宅の自分の部屋で一人でこもってやった方が進むタイプなのか。

 

タイプをどちらかというと passive (受け身) active (意欲的) かで考えます。

これはどちらが優れているか、という話ではありません。

 

教えてもらって化けるタイプもいれば、自己流のやり方が合っているタイプもいる、ということですので。

 

①で誰かに英語を教えてもらいたいというタイプの方は、TOEFL対策を授業形式で行なっている塾が合っていると思います。

英語学習は結局は自分でやらないといけないわけですが、

授業形式で、何も聞かなくてもとりあえず一旦「教えてもらえる」わけなので、その「教えてもらった」ものを伸ばしていく形がいいと思います。

教えてもらったことを自分なりに解釈していって吸収していく、ということですね。

 

②のタイプの方は、分からないところだけ聞ける、少人数 (理想は個別授業) で臨める融通の効く塾が合っています。

私はこちらのタイプで、スピーキングやライティングの独学に限界を感じたからこそ、個別対応で自分のやりたいことをやりたいペースで伸ばしていきたかったんですね。

さらに仕事もしていて、毎週や毎日通うことが厳しかった (日程が決められているのがキツい) というところもあります。当然、許容できる料金も考えます。

全ての条件を満たした塾が通える圏内にあったことに感謝、感謝です。

 

まずは自分がどのスタイルで勉強をしていて、どこにつまずいているのか。

そこを分析しておかないといけなくて、

とりあえず塾に通っておけば点数上がる、というのは時間もお金も無駄にしてしまいそうです。

 

 

ここまできて初めて、

料金、日程、人数、立地などを考えて塾を絞っていきましょう。

 

 

改めて塾は本当に必要なのか

 

最後にもう一度最初のテーマに戻って考えますが、

先ほどの①のタイプ (教えてもらうことから始めた方が伸びるタイプ) の方は、やはり塾に通った方が効率的だと思います。

 

②のタイプの方。これに関しては、もう一度考え直しても良さそうです。

というのも、今やネット社会。SNSで母国語を英語としたネイティブスピーカーとやりとりをするツールはたくさん存在します。

カフェで英語を教えてもらうことだって出来てしまいます。

 

もし本当にスピーキングとライティングの添削 “だけ”して欲しければ、そういう方々の協力を得て取り組むのも一つです。

そういう友達を作るのはなかなか難易度は高いですが、

アプリの Hello Talk なんかは日本語を教える代わりに英語を教えてもらう、というコンセプトなので比較的ネイティブの先生を見つけやすいかもしれません。

 

英語を教えてもらうというよりも、

勉強法や教材は自分でネットから情報拾ってなんとかする、その代わりに答え合わせと添削だけは協力してもらう

という、他者に頼る最小限の勉強法と言えるかもしれませんね。

 

私の場合は結局塾でリーディングとリスニングもものすごく時間を割きました。

なんだかんだその2分野の方が点数伸びなかったので。

 

まずは自分のタイプを把握し、

自分の勉強スタイルを考え、

自分に足りない部分を明確にする。

その足りない部分が、自分の努力やネット情報でなんとかなるならまずはそれをこなす。

どうにもならなくなった時に、それが「教えてもらう」必要があるのか「助けてもらう」必要があるのかで塾の形式を考えていく。

 

こういう流れで考えてみると、少し塾選びの際、たくさんの選択肢がある中で選びやすくなるのではないでしょうか。

 

自分でできることには限界があります。

頼ることも、一つの手ですね。

 

 

では、またでーす!

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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