【留学】英語能力はどのくらい必要?

Prague / the Czech Republic

 

 

こんにちは、Togoです。

 

今回は留学に関するお話です。

 

これまで留学に関する詳細レポートも書いてきました。

カテゴリー分類で『留学』を選んでいただけると学校選びや授業の様子なども書いてありますので、気になる方はそちらもご覧ください。

 

今回は留学するにあたっての「語学力」についてです。

 

  

留学するにあたって語学力はどのくらい必要?

 

今回ここで書いている留学というのは語学留学のことを指します。

大学の留学に関しては、各学校によって異なるんですが、

TOEFL 60点が最初のボーダーになる

ということは把握しておいた方がいいでしょう。

 

さて、語学留学なんですが、

・英語全然喋れないのに留学なんて…

・行っても何も分からないからそもそも勉強になる気がしない

 

そう考えてどうしても留学を躊躇してしまう方もいらっしゃるかと思います。

ただ、その点に関しては全く心配いらない

というのが個人的な意見です。

 

大事なところはそこではないからですね。

少なくとも私はフィリピンとイリノイ大学での留学を経験しました。

どちらの学校にも、

全く喋れないけど来た

という留学生はいました。

さらに言うと、日本でも留学経験者の方とお話しする機会は様々な場所でありましたが、中にはノー勉で留学行ったという方もいらっしゃいました。

 

大事なところはそこではない、と言いましたが、

じゃあ何が大事なのか、ということです。

 

 

目的と学校選びで語学力の不安はどうにでもなる

 

早い話、

全然英語喋れないのに留学なんて…

となってしまうなら、

全然喋れない人を対象としたコースのある学校を選べばいい

だけですね。

 

イリノイ大学のTIEコースでもレベルは1〜5に分かれており、レベル1はほぼ全くと言っていいほど喋れない方々なんです。

ただ、イリノイ大学の場合は授業を一定の成績を収めれば次のコースでクラスが上がるので、そこから始めて段階的にスキルアップができるわけです。

私と同時期にいた学生でレベル1にいた方々は、すごく一生懸命な方ばかりだったし、

英語を使ってこんなことをしたい

というのも明確でした。

きっと彼、彼女らはあの後レベルを上げていって仕事なり大学なりに繋げているでしょう。

さらに言うと私のクラスメイトだった中国人の19歳の女の子は、1年前に全く喋れないところでシカゴに来て、レベル1から入学したそうで。

私がいた頃には一緒にレベル3の授業を受けていました。

次のコースを受講したら大学を受けると言っていたので今頃はイリノイ大学の学生か、どこかでその経験を踏まえて仕事しているか、ですかね。

 

何が言いたいかというと、

語学留学はそもそも英語を喋れない人が喋れるようになるための学校

というのを前提として考えると、

喋れないのに留学なんて…

というのは論点がズレています。

喋れないから、留学するんです。

 

むしろ、喋れないのに勇気を出して海外に出て、全然分からない語学を学ぶ度胸は素晴らしくて、

一歩を踏み出している、と言う点では非常に価値のある「動き」だと思います。

 

ただし、これには少し注意すべき点があります。

 

なぜ、喋れるようになりたいのか

いつまでに、どこまで、喋れるようになりたいのか

そもそも、なぜ海外で英語を学ぶのか

 

ここを何とな〜〜くでもいいので、ある程度定めてから留学を検討し始めた方がいいんですよね。

 

日本で特にやることないし、とか、

仕事が嫌になって、など

少し現実逃避も混じった留学をされる方もいました。

それが悪いと言っているわけでは一切なくて、

その現実逃避の中に

日本ではなくてわざわざ海外で英語を勉強する理由、目的

は欲しいところなんですよね。

 

その考えまで進んでおくと

語学力自体は留学に行くか行かないかの判断基準にはなりません。

日本ではなくて海外で英語を勉強する理由が留学に行くか行かないかの判断基準になります。

 

ということで、

英語全くできないから語学留学なんて出来ないよな〜

とお考えの方。

すでにやっている人は山ほどいます。

 

あんまり長い間悩み続けているようであれば、タイミングを見て早めに行っちゃった方が気楽かもですね。

もちろん金銭面や仕事、学校、今でいうと渡航制限の問題などもありますが。

 

私の場合はTOEFLを勉強してきた年数と臨床経験 (仕事) の年数など、タイミング的に合ったところでいってきました。

誰もがタイミングは違うので、みなさんにとってのベストのタイミングで検討してみてはいかがでしょうか。

 

これだけ留学を進めるのはそれだけ私自身にとって価値のあるものだったから

なんです。

その気があるならぜひ行っちゃいましょう!

 

 

では、またでーす!

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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