【英会話】感嘆詞の “How”

Shibuya / Tokyo

 

 

こんにちは、Togoです。

 

現在、4回に分けて

“How”

の使い方を紹介しています。

 

第1回目

 

第2回目

 

第3回目

 

最終回の今回は

感嘆詞のHowです。

学生時代に教わった記憶はあると思いますが、会話の中ではどの程度使えていますでしょうか?

整理して考えていってみましょう。

 

 

感嘆詞として使われるHow

 

感想を聞く “How” は、

「〜はどう?」

程度を聞く “How” は、

「どのくらい〜?」

方法を聞く “How”

「どうやって〜?」

でした。

 

感嘆詞として使われる “How”

「なんて〜だ!」

となります。

 

今回も例文から考えていきましょう。

 

How cool is he!

彼はなんてかっこいいんだ!

 

How smart are you!

あなたはなんて賢いんだ!

 

How awesome is that! 

それなんて素晴らしいの!

 

違和感を感じた方はおそらく使ってきているか感嘆詞の”How”を勉強してきた方だと思います。

 

これがですね、結構驚いたんですが、

この表現についてネイティブの友人に聞いてみたんです。

 

よく言われているものを公式の形にしてみると

How 形容詞/副詞 主語 動詞

つまり

How cool he is!

の形なんですが、

How cool is he!

のほうが自然らしいんです。

 

なのでここでは一応公式として

How 形容詞/副詞 動詞 主語

とさせていただきます。

 

少し話が逸れますが、

やっぱりこういう感覚的に違和感を感じる情報はネイティブスピーカーに確認してからに限りますね。

 

どちらも間違いではないのでそのまま

How 形容詞/副詞 主語 動詞

の形で使っていただいて問題ありませんが、

今回のこの内容でネイティブの友人に指摘をもらって改めて学んだこと。

 

言語は生き物であり、感覚的に違和感を感じやすいものです。

 

つまり、我々が教科書で学んだことがあっという間に古くなり、ネイティブからしたらそもそもその教科書が違和感がある可能性が高い。

海外で使われている日本語教育の教科書を読んだことがありますが、

日本語を母国語としている自分としては確かに違和感を感じる部分はいくつかあったのを思い出しました。

 

ちなみに、我々は英語の試験 (TOEICやTOEFL) を受けますが、当然海外の方は日本語の試験を受けます。

日本語検定1級のリスニングって日本人として聞いていても相当レベル高いですよ!

これを理解するって相当リスニング能力高いけど!ってなります。

試しにぜひ!

 

 

 

 

 

海外の方が日本で働くためにどんなテストに挑んでいるのか、これを知ってしまうと本当に尊敬してしまう。

日本で働くために、あの方々はこういうテストの勉強に必死になって取り組んできて、さらに結果を出して就職している。

すごいなぁ。

 

話が逸れたままそのままもう少し突っ走らせていただきます。すいません。

 

言語の難しさなんですが、

例えば皆さんが日本語についてアメリカ人から質問されたとします。

このコーヒー美味しいよ!

このコーヒーは美味しいよ!

この違いを説明して。

 

どう答えますか?

 

「は」が入るだけで

主語を丁寧に言ってるだけで抜いてもいいよ!とは言えそうです。

ただ、前後の文で他のコーヒーと比較をしていたら?

 

そっちは美味しくないけど、こっちのコーヒー「は」、美味しい。

そうとも説明できる。

つまり、日本語で考えると「は」が入るだけで

・日本語の文法に忠実に話しているカタコトのノンネイティブっぽくなったり

・そもそも伝えたい意味合い (比較のための「は」)が変わったりする。

 

日本語は難しいとよく言われますが、

改めて痛感するけど、そもそも「言語を学ぶ」ということが、難しいんですね。

まあこれもすべてどこまでの語学力を求めるかによりますが。

 

 

さて、だいぶ話が逸れました。

先程の内容に戻ります。

 

主語、動詞の順番が逆ということに驚いたところ大変恐縮ですが、

状況によって主語、動詞の省略が可能です。

順番云々じゃなく、全部なくしちゃってもいけます!

 

例えばめちゃくちゃかわいい仔犬を見て

How cute!!

みたいな。

むしろこっちで使った方がラクかもしれません。

 

ちなみにですが、

What a 〜!

「なんて〜なんだ!」の意味として使われますよね。

ついでに違いも含めてそちらも少し紹介しておきます。

 

 

“How 〜” と “What a 〜” の違い

 

基本的な意味として

なんて〜なんだ!

に違いはありません。

 

まず基本形から違いをつけてみると、

How 形容詞/副詞 動詞 主語

What a(an) 形容詞 名詞 主語 動詞

こうして見てみると違いは名詞の有無ですよね。

 

主語、動詞を省略した形で考えてみると、

How 〜は、

なんて〜(形容詞/副詞)なんだ!

であるのに対して

What a(an) 〜は、

なんて〜(形容詞)な〜(名詞)なんだ!

となるわけです。

 

こちらも例文で見てみると分かりやすいです。

How cute!

What a cute cat!

How difficult!

What a difficult problem!

 

What a(an) 〜の場合は主語、動詞だけでなく形容詞すらも省略 (名詞だけになる) されることもあります。

 

What a bother!

めんどいなぁ!

 

What a baby!

なんて可愛い赤ちゃん!

 

 

あまり難しく考えず、

How 形容詞/副詞 動詞 主語

What a(an) 形容詞 名詞 主語 動詞

つまり

How awesome is that! 

What a difficult problem this is! 

 

あたりを基本の例文として覚えておいて、両方とも

How 〜!

なんて〜!

What a (an) 〜!

なんて〜!

の意味になる。

 

この場合

What a (an) 〜!

には「〜」に名詞も含まれるよー!ってあたりでしょうかね。

 

4回にわたって

“How”

の使い方を紹介してきました。

いろんな使い方がありますが、

質問をする時には非常によく使うもですので、ぜひ使いこなしていきましょう!

なんたって5W1H

群れずにたった一人で君臨する

1Hですからね。

 

 

では、またでーす!

 

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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