【留学伝達講習】強弱だけで文の意味も変わるってマジですか!?

Chicago / Illinois

 

 

こんにちは、Togoです。

 

ワインはアルパカばかり飲んでいます。私がアルパカに似ているからではありません。コスパです。

 

 

さて、留学伝達講習というカテゴリーで以前にご紹介した第1回目

 

 

 

に続き、今回も授業内容を一部ご紹介していきます。

 

留学伝達講習の紹介をしてしまいましたが、今回の内容は前回のこちらの記事

 

 

の続きです。

 

「流暢さ」は「正確さ」と一緒に身につけりゃいいじゃん!という内容だったんですが、

流暢さを決定づける要素である

スピード

リズム

抑揚

強弱

この辺についてはお話しませんでしたね。

 

今回留学中の授業の中で、これに関連した「なるほど!」という内容があったのでそれをご紹介します。

 

 

強弱だけで文の意味も変わる!

 

まずこちらの文。

 

I love my sister.

私は姉 (妹) が大好きです。

 

まあ “love” の訳し方はなんだっていいです。要は好きなんです。めっちゃ。

 

で、これをさらぁ〜と読むとそのままの意味合いになるんですが、

太字のところだけ強めて、その単語だけゆっくり、大きな声で、読み上げてみると少し伝えたいニュアンスが変わるんです。

 

I love my sister.

(他の誰でもない)私が、姉 (妹) のことが大好き。

 

② I love my sister.

私は姉 (妹) のことが (もうそれはそれは) 大〜好き

 

ただこれに関しては皮肉として「嫌い」の意味合いで使えちゃったりもするかもですね。

「また私の洋服勝手に着て出かけてたんだよ!?」

とかっていう妹の愚痴を散々言ったら友達から

You love your sister. lol

と皮肉まじりに言われ、

Yeah, I LOVE my sister.

と答えたらおそらく、

うん、そう、もうめっちゃ好き〜

という、まあ日本語でもなくもない皮肉のニュアンス?

そんな感じにもなりそうです。

 

③ I love my sister.

もうね、私の姉 (妹) 大好き!

他の誰でもない、私の、お姉ちゃんが好きなんでしょうね。

 

④ I love my sister.

(弟はやかましいけど) 姉 (妹)は大好き。

 

 

どうですか?言いたいことは伝わりましたか?

日本語でも強調したらニュアンスが変わるように、英語でも文の中で特定の単語を強調するとその文自体の意味合いが変わってきます。

じゃあせっかくなので留学中にあった小テスト、みなさんもやってみてください。

 

先生が読み上げたのを聞いて強調している所に下線を引き、そのニュアンスを選択肢から答える、という小テストなんですが、

音声がないので先生が強調していたところは色をつけて太字で下線を引いておきます。

そこを強調すると、どういう意味としてその文を捉えられるのか。

選択肢から選んで考えでみてください。

英語がずら〜っと並びますが、文章自体はすべて同じです。

強調している部分が変わるだけなのであまり嫌がらず、最初の一つだけじっくり読んでみてください。

 

では、強調する部分が変わるとどう意味が変わるのか、考えてみましょう。

 

まずはその文から。

Bob walked to the party yesterday.

 

では、強調しながら話すとどのような意味になるのか考えてみましょう。

 

Bob walked to the party yesterday.

a. It was Bob, not someone else who came to the party.

b. The party was yesterday, not two weeks ago or some other time.

c. It was a party, not a meeting or some other event.

d. Bob walked to the party; he did not drive or take the train or ride his bike.

 

Bob walked to the party yesterday.

a. It was Bob, not someone else who came to the party.

b. The party was yesterday, not two weeks ago or some other time.

c. It was a party, not a meeting or some other event.

d. Bob walked to the party; he did not drive or take the train or ride his bike.

 

Bob walked to the party yesterday.

a. It was Bob, not someone else who came to the party.

b. The party was yesterday, not two weeks ago or some other time.

c. It was a party, not a meeting or some other event.

d. Bob walked to the party; he did not drive or take the train or ride his bike.

 

Bob walked to the party yesterday.

a. It was Bob, not someone else who came to the party.

b. The party was yesterday, not two weeks ago or some other time.

c. It was a party, not a meeting or some other event.

d. Bob walked to the party; he did not drive or take the train or ride his bike.

 

 

私のブログでは珍しい光景の英語だらけになってしまいました。

 

この小テストは比較的簡単でしょうか。

答えは順に、

a → d → c → b

となります。

 

解いてみると、あ、そういうことね!ってなりましたかね。

 

ということで、流暢さを決める要素として

 

スピード

リズム

抑揚

強弱

 

があり、その中の強弱に関しては、

意識的に強調して言うと伝えたい意味合いを変えられる。

というお話でした。

 

ただ英語を流暢に喋ろうとスラスラ言うのではなく、伝えたいことを強調する

「強弱」

にも注目してスピーキング練習に取り組んでみてください。

 

 

では、またでーす!

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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