【留学伝達講習】walked called started -edの発音は全部違う!

こんにちは、Togoです。
おじゃる丸で好きなキャラクターは星野と貧ちゃんです。タナカヨシコも好きです。
さて、今回は前回に引き続き留学の伝達講習をさせていただきます。
前回、不規則動詞一覧をご紹介させていただきました。そこで過去形、過去分詞形を学んでいただきましたが、
今回は規則動詞における過去形、過去分詞形の「発音」に関する内容です。
以前に出てきた受動態の内容にも過去分詞形が関わってきておりましたが、
動詞を過去形、過去分詞形にする際、基本的(規則動詞)には動詞に-edがつく、というのは大丈夫かと思います。
look-looked-looked
そこから外れる不規則動詞が前回の内容でした。
その-edの部分には、実は3つのタイプの発音形式があります。
-edの発音
walked
called
started
まずこの3つの単語。いずれも
walk
call
start
の過去形、過去分詞形です。
今回は発音に関する内容なので、それぞれの発音記号を見てみましょう。
walked /wɔːkt/
called /kɔːld/
started /ˈstɑrtɪd/
お気付きでしょうか?
-edの発音には
/t/
/d/
/ɪd/
の3タイプがある、ということになります。
じゃあそれぞれどのような時にそうなるのか。
/t/ /d/ /ɪd/ の違いは単語の最後の発音による
特徴としては
/p/ /k/ /f/ /s/ などの無声音の場合は /t/
母音などの有声音の場合は /d/
/t/ /d/ の場合は /id/
となります。
カタカナにしておくと
/t/ は「トゥ」
/d/ は「ドゥ」
/id/ は「ィドゥ」
強く発音すると言うよりも語尾に優しくぽんっと置く感じです。
さて、先ほど早速聞き慣れない単語が出てきておりました。
無声音?有声音??
この違いはめちゃくちゃ単純です。
早速実験。のどに手を当てて次の単語を発音に注意して発音してみてください。
finish /fínɪʃ/
move /múːv/
最初の
finish /fínɪʃ/
の /ʃ/ の発音のところ。シュッのところで、のどは振動しませんよね?これは無声音。
でも2つ目の
move /múːv/
の /v/ の発音のところ。ヴのところでは、のどが振動するのが分かると思います。これが有声音。
つまり、
振動しないのが、無声音。
振動するのが、有声音。母音はすべて、有声音になります。
振動が有るのが有声音。と覚えておけば単純です。
これだけ聞いてもいまいちピンとこないと思うのでいい加減単語をいくつか例に出して見ていきましょう。
① like【lάɪk】
② fix【fíks】
③ carry【kˈæri】
④ believe 【bəlíːv】
⑤ want【wάnt】
⑥ attend【əténd】
①、②はのどが振動しない、つまり無声音で終わるので /t/
liked /laɪkt/
fixed /fíkst/
③、④はのどが振動する、つまり有声音で終わるので /d/
carried /ˈkærid/
believed /bɪˈlivd/
⑤、⑥は/t/ /d/ で終わるので /id/
want /wάntɪd/
attend /ʌˈtɛndɪd/
何気なく使ってる過去形で、発音もなんとなーく「ドゥ」をつけてしまっている方。
この3パターンを意識して発音練習をしていきましょう。
これ全部覚えなきゃいけないの?なんて思わなくて大丈夫です。
意識して何度もいろいろな過去形を発音していれば、違う発音をすると発音のしづらさに気付けます。
そもそもアメリカ人も「発音がしやすいように」していって現代の英語になっているわけなので、
はっきり言っちゃうと発音しやすいのが正解です。
ただ、間違って慣れてしまって間違った発音方法が発音しやすい形になってしまわないように注意しましょう。しっかり意識しながら取り組むことが大切です。
-edの発音変化。意識して取り組んでみてください。
では、またでーす!