【英文法】自動詞と他動詞のお話

Ginza / Tokyo

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

携帯をポケットなどに入れてバイブが鳴ったように勘違いして携帯を取り出してしまうやつ、あれ「ファントムバイブレーション・シンドローム」といいます。もはやかっこいい必殺技です。

 

 

今回は英文法の基礎だけどしっかりおさえておきたい内容です。

 

まず言語には

動詞、副詞、形容詞、前置詞、代名詞

など、さまざまな品詞がありますが、今回は動詞を少し掘り下げます。

 

はじめに動詞を全体として整理した上で、もう少し細かくみていってみましょう。

 

 

「動詞」について一旦整理する

 

まず英語の動詞には

be動詞

一般動詞

の2種類があります。

 

be動詞

is am are

があって、それぞれ過去形になると

was were

になるのは大丈夫だと思います。

 

そして、一般動詞には

自動詞

他動詞

の2種類があります。

 

今回はこの「自動詞」「他動詞」の説明をしていきます。

 

 

自動詞と他動詞

 

まずはシンプルにそれぞれの特徴から。

自動詞

主語「が」〜する

I swam in the river

私は川で泳いだ

私が、泳いだわけですよね。

 

他動詞

目的語「を」〜する

I study English.

私は英語を勉強する

英語を、勉強するわけです。

 

自動詞と他動詞の根本的な違いは

主語がするのか

主語が目的語をするのか

ここにあります。

 

他動詞は目的語をおく

などという表現をされることがありますが、その根底にはこの意味合いがあります。

他動詞は主語が〜するという意味ではなく、目的語をどうするかの意味合いだから目的語が必要になるわけですね。

 

動詞の意味から普通に考えればわかるような気がしてしまいそうですが、英作文や英会話の際にここを理解出来ているかどうかに差が出る点があります。

 

 

自動詞と他動詞では目的語の置き方が違う

 

自動詞

I participated in a seminar.

 

他動詞

I attended a seminar.

意味はどちらも

私はセミナーに参加した

になります。

 

これで見ると分かるように、

自動詞の後に目的語を置く際には in (前置詞) がありますよね。この in が接着剤のような役割をして目的語 (a seminar) をくっつけてくれています。

 

イメージとして分かりやすく言うと、

自動詞は紙

他動詞はシール

みたいな感じ。他動詞は接着剤 (前置詞) がなくても目的語とくっつけるんです。

さらにいうとベタベタするから目的語をくっつけておかなければいけない、とも考えておきましょう。

 

じゃあそれを知ってどうすればいいのか。

動詞を覚える時にその動詞が紙なのかシールなのかから覚える必要があります。

つまり

「参加する」なのか

〜に参加する」なのかということです。

この「〜に」がベタベタした部分ってことになります。

 

I went to Tokyo. (go は自動詞)

I visited Tokyo. (visit は他動詞)

go は「行く」

visit は「〜を訪問する」

 

これから英文を読む際は動詞の後にくる名詞 (目的語) との間に、接着剤 (前置詞) があるかないかにも注目しておきましょう。

TOEFLのライティングで文を書く際にも自動詞の後には接着剤 (前置詞) が必要なので、そういう細かいところもおさえながら勉強を進めていってください。

 

基礎的だけど見落としがちな自動詞と他動詞のお話でした。

 

 

では、またでーす!

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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