【英単語】「会う」の表現は要注意!

Varanasi / India

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

野球の迷信であるチャンスのあとにピンチあり。ピンチのあとにチャンスあり。この由来はおそらく「試合の流れ」です。

 

 

さて、今回は「会う」という表現です。

 

誰々に会う、会った、会う予定、など

人と「会う」というときに使われる表現はどんなものが思いつきますか?

 

ほとんどの方が

meet

という単語が浮かんでくると思います。

ただ、meetという単語を単体で使うときは少し注意が必要です。

 

 

「会う」の英語表現

 

まず、“meet”

という単語自体は全然間違っておりません。

 

“meet” だけで使わない、というだけです。

こんなものがあります。

 

meet

meet with

meet up (meet up with)

 

それぞれで使われる場面や意味合いが少しずつ異なります。一つずつ確認していきましょう。

 

meet

 

I met a nice person.

私はいい人に出会った

 

この場合のmeet (met)の「会う」は「初めて会う」という意味合いが含まれます。

Nice to meet you.

はじめまして

このmeet「初めて会う」という意味合いが含まれていますよね。

 

また、「予定せずに会う」とも取れるので

休日明けの学校で友人に

I met Oak in downtown yesterday.

と言うと

オークにダウンタウンで(偶然)会った

という意味合いで伝わります。

 

 

meet with

 

この場合は何かしらの「目的を持って会う」というニュアンスになります。

 

meet 単体は偶然会った、初めて会ったというニュアンスが強いですが

meet with はどちらかというと予定した上で会うという感じ。

I met with Oak in downtown yesterday.

こうすると、昨日オークとダウンダウンで待ち合わせて会った、つまりどこかに一緒に出かけた、という意味合いになってきます。

 

meet with は少しフォーマルな意味合いにも使われます。

 

I’ll meet with my boss tomorrow.

明日上司に会う

 

 

meet up と meet up with 

 

この2つになるとカジュアルな表現になります。

 

Let’s all meet up tomorrow around 12 for lunch! 

明日の12時くらいに会おう!

 

I’m going to meet up with my friend at the movie theater. 

友達と映画館で会う予定だよ

 

こうしてみてみると、「初めて会う」や「偶然会う」の意味合いが強かった meet 単体と

カジュアルな「会う」の meet upmeet up with とは随分と表現が変わりますよね。

 

「会う」という表現だけでもその状況によって使い分けましょう。

 

偶然でもなく、初めてでもなくてなにかの目的があって会っている場合は

meet with か meet up (またはmeet up with)

を使いましょう、というお話でした。

 

 

では、またでーす!

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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