【英文法】音節解説! Part 2 〜音節の数え方と注意点〜

こんにちは、Togoです。
5年以内に中日はかなり化けるので注目していてください。
さて、比較級の話を進めてきた流れで、前回は音節を理解することの重要性について解説をさせていただきました。
そこでは音節はネイティブスピーカーにとっての拍数だよ〜というところで終わりました。
今回はその音節の数え方や注意する点を解説していきます。
音節をもっと理解する
この内容で音節の話が登場し、2回に渡って解説中です。
比較級とは関係なく音節は発音、会話の中でも重要なんですよ、というのが前回の内容でしたね。
いい加減、本格的に音節の理解に着手していきましょう。
ここでは留学中に受けた授業内容を中心にこれまで私が学んできたことをまとめた形で解説していきます。
音節を理解するにあたっていくつかルールを知っておく必要があります。
・1つの音節は基本的に a、i、u、e、o、y の文字で a、i、u、e、o の発音がされるものを中心に形成される
・母音 (a、i、u、e、o) の数そのものというわけでは無く、何回母音の発音が聞かれたか
・母音が2つ連続で続く場合は数ではなく発音の数による
・母音が発音されない場合はカウントされない
これだけ見てもよくわからずちょっと腹立つだけだと思います。一つずつ解説していきます。
・1つの音節は基本的にa、i、u、e、o、y の文字でa、i、u、e、oの発音がされるものを中心に形成される
smart
1音節
im・por・tant
3音節
y は i で発音がされることもあるんです。
fry /frάɪ/
try /trάɪ/
cry /krάɪ/
dry /drάɪ/
まずは1つの音節ごとに1つの母音 (の発音) とおさえましょう。
ただし、「母音の数」というわけではありません。
・母音(a、i、u、e、o)の数そのものというわけでは無く、何回母音の発音が聞かれたか
・母音が2つ連続で続く場合は数ではなく発音の数による
この2つが言っていることはほぼ同じです。
free は母音が2つありますが、発音は1回なので1音節
free /fríː/
bio は母音が2つあってそれぞれを母音の発音で発音するので2音節
bio /bάɪoʊ/
つまり、母音の数ではなく、母音の発音の数、ということです。
・母音が発音されない場合はカウントされない
fire /fάɪɚ/
take /téɪk/
like /lάɪk/
これらの最後の e は表記されてはいますが発音はされません。なので全て1音節です。
ルールはざっくり理解出来ましたか?
ここでいくつか単語を見ていきます。
crews /krúː/
1音節ですね
promote /prəmóʊt/
pro・mote の2音節
precious /préʃəs/
pre・cious の2音節
perspective /pɚspéktɪv/
per・spec・tive の3音節
最後の e は発音されません。
innovation /ìnəvéɪʃən/
in・no・va・tion の4音節
curiosity /kj`ʊ(ə)riάsəṭi/
cu・ri・os・i・ty の5音節
このように音節、つまり「拍数」を意識して単語を練習することはかなり重要なことなんです。
実際、授業でも手を叩きながら単語を発音することで音節を理解するという内容がありました。
im・por・tant
と言いながら手を「パン・パン・パン」と3拍。
その中でアクセントを置くところは強めに発音します。
important
で言うと
im・por・tant
のところになります。
さて、音節は少し理解できましたでしょうか?
比較級から少しそれましたが、比較級を作る上でもそもそも英語の発音に取り組む上でも非常に重要なことになります。
授業で取り上げられる頻度を考えると本当に重要なんだな〜って思うくらい取り上げられました。
辞書で調べても発音記号の横に音節が掲載されていることが多いです。
そんな点にも注目しつつ、単語を覚えながら発音も練習していきましょう。
では、またでーす!