【英文法】比較級に続いて最上級の基本を学ぶ!

こんにちは、Togoです。
ラジオが復活したことをここで報告させていただきます。部屋にテレビがないのでようやくネットニュース以外の情報源を獲得しました。
さて、これまで複数回に渡り、比較級について取り上げて参りました。
基本から単語の変化、音節、同等比較、as 〜 as … の慣用表現など。
学生時代に比較級とセットで習ったのが「最上級」ですよね。
セットでやってもいいのですがそれぞれをしっかり理解していきたかったのであえて分けました。
今回は最上級の表現について、基本をしっかりおさえていきます。
では、行ってみましょう。
最上級の基本を理解する
最上級はパターン化された言い方もあるので、基本構文を覚えておくと単語を入れ替えることで応用が利くようになります。
まず基本的な意味はみなさんご存知の通り
「Aは一番 (最も) 〜だ」
になります。
こちらも比較級と同様、中学で習う内容ではありますが、大人になって会話の中に組み込むには少しハードルを感じてしまう方もいらっしゃると思います。
まずは比較級の流れと同様、基本をしっかりおさえていきましょう。
「Aは一番 (最も) 〜だ」
の形ですが、
the 形容詞/副詞 + est
もしくは
the most 形容詞/副詞
となります。
I was always the smallest kid in my class when I was a child.
私は子供の頃、いつもクラスで一番小さかった
She is the most beautiful woman in the world.
彼女は世界一の美女です
比較級との違いは “the” が付くこと。
なぜ付くのかはここ ↓ で説明した “the” の特性にあります。
“the” にはある特定のもの
という意味合いが含まれるので、
一番の(最も) というのは一つしかないからその時点で特定されるから、と考えておきましょう。
基本形をシンプルに考えてみると、
A is big.
Aは大きい
を最上級にすると
A is the biggest.
Aは最も大きい
になるということですね。
ただ、これだけではダメなんです。
比較級は基本的に2つのものを比較してきました。
その際に比較対象は “than” の後に置きましたね。
Togo is taller than Oak.
この場合の比較対象は Oak です。
最上級はある特定の範囲内の中で、最も。
となることが多いです。
そうなると比較対象は
This is the biggest house in this town.
これがこの町で最も大きい家だ
この in this town の部分になります。
ここも最上級の特徴なので少し解説しておきます。
最上級の比較対象は in か of でくくる!
比較級の比較対象は than 以降で表したのに対し、最上級の場合は
in か of
で表現されます。
in は町や世界、クラスなどの場所や範囲や集団の際に使われ、
of は人数などの数字を出す際に使われます。
of は数字だけではなく all (すべて)、all + 複数名詞 でも使われます。
それだけだと少しわかりづらいですかね。
もう一声説明しておくと、
in は全体的なこと。つまり、主語とはレベルが違う語。
of は主語と同じレベルのくくりをする語。
こう捉えると分かりやすいでしょうか。
Sam is the youngest in this office.
サムはこのオフィスで最も若い
Sam と office はレベルが違う語。
Sam is the youngest of the five.
サムは5人の中で最も若い
Sam と the five は同じレベルの語。
Oak is the smartest student in the class.
オークはこのクラスで最も頭がいい生徒だ
Oak と the class はレベルが違う語。
Oak is the smartest of all the students.
オークは全ての生徒の中で最も頭がいい
Oak は students に含まれるわけで、同じレベルの語。
最上級の基本を軽くおさえたところで、少しルールから出た表現も紹介させていただきます。
この -est の形は比較対象なしで「一番の」という表現も可能にしてくれます。
That is my biggest regret.
それが私にとっての一番の後悔です
Which is the cheapest plan?
最も安いプランはどれですか?
「一番の」「最も」の表現をしたい時は、
大きい、小さい、高い、低い、安い、賢い、長い、短い
などなど、最も何なのかを表現する形容詞や副詞に -est を付けるかその単語の前に most を付ける。
さらにその後に in か of をつけてある程度の範囲をくくる。
これが基本形になります。
基本をおさえたところで、徐々に会話に落とし込んでいきましょう。
誰かに話す (アウトプット) を前提として勉強していく (インプット) していくと学習効率は上がっていきます。
では、またでーす!