【英文法】比較級、まとめ!

Chicago / Illinois

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

前回ボランチが分からないとお伝えしましたが、オフサイドもだいぶ怪しいです。でもインフィールドフライはよく知っています。

 

 

さて、これまでかなりの回数に渡り比較級と最上級について説明させていただきました。

 

ここで一旦、比較級と最上級をそれぞれまとめておこうと思います。

これまでのをそれぞれ読んでいただいても全然構わないんですが、

どうせならまとめたやつもあったほうが楽ですよね。

 

今回は比較級です。

 

では、いきましょう。

 

 

比較級、まとめ!

 

それぞれの回の中で特に重要なことをかい摘んで取り上げていきます。

 

忘れている、よく知らないという内容がありましたら、それぞれの回を読み返してみてくださいね。

 

 

比較級の基本

 

まず英語でよく使われる比較級ですが、基本的な意味はみなさんご存知の通り

ABより〜だ」

でしたね。

 

A is big.

Aは大きい

を比較級にすると

A is bigger than B.

ABより大きい

こうなります。

 

例文をいくつか出してきました。

This T-shirt is bigger than that one.

このT シャツはあれより大きい

 

Health is more important than wealth.

健康は富に勝る

 

Togo is taller than Oak.

TogoはOakよりも背が高い

 

He can swim faster than me.

彼は私より速く泳ぐ

 

than がよく出てきますが、比較対象が明らかな場合にはこんな風にも使えます。

 

Do you have a cheaper one?

もっと安いのはありますか?

 

身の回りのものを比較するときは、

大きい、小さい、高い、低い、安い、賢い、長い、短い

などなど、比較する方法を表現する形容詞や副詞に er を付けるかその単語の前に more を付けるか。

さらにその後に than をつけて比較対象を表現する。

その比較対象が明らかであればそこは省いて比較を表現する単語だけ伝える。

 

これが基本形になります。

 

次に比較級の際の単語の変化についてです。

 

 

単語の変化のおさらい!

 

この内容もキーになるところだけおさえておくと、

 

基本形

1音節の単語は-er

smart → smarter

tall → taller

young → younger

 

最後の文字が重なるパターン

子音母音子音のパターン

big → bigger

wet → wetter

sad → sadder

 

2音節で最後が y で終わるものは y を i に変えて er がつく

 i に変えて er がつくパターン

pretty → prettier

happy → happier

busy → busier

 

2また3以上の音節でyで終わらない場合は more がつく

moreを単語の前に置くパターン

famous → more famous

more → more carefully

more → more interesting 

 

ルールから逸脱したもの

不規則パターン

good → better

bed → worse

far → farther

badly → worse

little → less

 

 

比較級の基本を学び、単語変化の特徴を学んだら次は音節です。

 

音節のおさらい!

 

smart は1音節 (smart)

important は3音節 (im・por・tant)

 

これだけ聞いて

分かってるよ!という方もいれば、

何のこと?という方もいらっしゃると思います。

 

まずそもそもこんなことをなぜいちいち考える必要があるのか。

それは、

音節とは1音で発音されるまとまり

であり、

ネイティブにとって感じる「拍数」

であるので大切だよ!

ということでした。

 

どういうことかというと。

 

smart

important 

この2つの単語をカタカナ英語正しい英語での発音を比較してみると

 

カタカナ英語では

ス・マ・ー・ト

4拍であるのに対して

英語では

smart

1拍なんです。

 

さらに

イ・ン・ポ・ー・タ・ン・ト

7拍であるのに対して

important

3拍なんです。

 

これを1文字ずつを拍数としてしまうと THE カタカナ英語になるわけですね。

この「拍数」を意識しながら英語を話す練習をすることは、

ネイティブスピーカーが自然とこなしていることに近づく練習になります。

 

だから「音節」を理解している、発音練習の際にそこに意識を置いた上で取り組める

ということは非常に重要なんです。

 

そして音節を理解するにあたっていくつかルールを知っておく必要があります。

 

 

音節のおさらい

 

・1つの音節は基本的に a、i、u、e、o、y の文字で a、i、u、e、o の発音がされるものを中心に形成される

 

・母音 (a、i、u、e、o) の数そのものというわけでは無く、何回母音の発音が聞かれたか

 

・母音が2つ連続で続く場合は数ではなく発音の数による

 

・母音が発音されない場合はカウントされない

 

こんなルールがありましたね。

このルールに関してはまとめの中で話すと長くなってしまうので確認したい方はこちらをご参照ください。

 

留学で学んだ練習法として

important

と言いながら手を「パン・パン・パン」と3

その中でアクセントを置くところは強めに発音します。

important

で言うと

important

のところになります。

 

そして比較級のイディオムもやりました!覚えてますでしょうか?

 

 

比較のイディオム

 

had better ほうが良い、〜した方が良い

You had better do now.

今した方がいいよ

 

sooner or later 遅かれ早かれ

You’ll regret it sooner or later.

遅かれ早かれ、後悔するよ

 

no longer もはや〜しないで

He is no longer here.

彼はもういない

 

any longer もはや、これ以上

I cannot wait for that any longer.

もう待てない

 

no more それ以上〜しない

I have no more to say.

もう何も言うことはない

 

no more than たった、ほんの

These are no more than a single example.

これらはほんの一例に過ぎない

 

the 比較級, the 比較級 〜すればするほど〜

The sooner, the better.

早ければ早いほどいい

 

これらを踏まえて留学伝達講習として比較級の小テストもご用意しました。

それはこちらの記事で!

 

 

 

 

そして、比較したら「同じくらい」なこともあるよね、という内容も取り上げました。

 

 

同格の比較級

 

Togo is taller than Oak.

トーゴはオークよりも背が高い

 

Sam is as tall as Oak.

サムはオークと同じくらいの身長

 

「AはBと同じくらい〜」という表現は

A is as  as B

この形をとります。

 

なお、is は分かりやすく例として出しただけで「動詞が入る」ということです。

She did as much as she could.

彼女は出来る限りのことをした

 

そしてこれは否定形になると紛らわしくなってしまいます。

A is as  as B

ABと同じくらい〜

これが否定形になるとどうなるのか。

A is not as  as B

AはBほど〜ではない

 

つまり、

Sam is as tall as Oak.

サムはオークと同じくらいの身長

 

Sam is not as tall as Oak.

サムはオークほど背が高くない

 

こんな表現だと比較級で表現できてしまいそうですが、

not as 〜 asで表現した方がいい場合も考えましたね。

 

I am not as good at cooking as you are, I baked a cake with love.

私はあなたほど上手ではないけど、心を込めてケーキを焼きました

 

His mentality is not as strong as yours.

彼はあなたよりメンタルが強いわけではない

 

わざわざ not as 〜 asで表現しなくても比較でいいじゃん!

というわけにはいかないということです。

 

そして最後はas 〜 asの慣用表現も見ていきました。

 

 

as 〜 asの慣用表現

 

as soon as  〜するとすぐに

as many/much as  〜と同数の/〜と同じ量のもの

as well as  〜と同じように

as long as  〜さえすれば、〜する限り

as far as  〜まで、〜する限り遠くまで、〜する限り(では)

as  as possible  出来る限り

as  as S can  Sが出来る限り〜

as  as any  誰にも負けず劣らず

as 〜 as ever  相変わらず

 

 

いやー。比較級に絡めながらいろいろと取り上げてきましたね。

少しは比較級への苦手意識は減りましたでしょうか?

 

今回はこれまで説明してきた比較級を簡単にまとめておきました。

 

知ってる内容は軽く読み進めていただき、あまり知らなかった内容はそれぞれの回をしっかり読んでみてください。

よく使うので確実におさえておきたい文法表現になります。

 

苦手意識ばかりで食わず嫌いにならず、しっかり腰を据えて取り組んでおきましょう。絶対に会話の幅が広がります。

取り組むとはなんなのか。身の回りの日常会話から比較に関することをとにかく英訳して表現してみる!です!

 

 

では、またでーす!

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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