【留学伝達講習】プレゼンテーションで意識するアウトラインの作成法!

Chicago / Illinois

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

かっこいいカメラがぐふふな毎日を過ごしております。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

 

 

さて、今回は留学伝達講習です。

留学期間中で私は4回プレゼンテーションを行ったんですが、そのどれもがまずアウトラインを作成します。

 

その構成は大体が同じ形なんですが、

今回はそんなプレゼンテーションのため

アウトライン

作り方

授業を伝達します

の。

 

これは日本語でプレゼンする時にももちろん応用できます

私も仕事柄講演をする機会は割とある方で、その際にもこの構成は使っています。

英語でのプレゼン機会なんてない!とかは考えずに、シンプルにプレゼンのためのアウトラインの作り方としても読んでいってください。

 

最後に実際に私が行ったプレゼンテーションのアウトラインも紹介させていただきます。

ではいきましょー。

 

 

プレゼンテーションのアウトライン

 

まず例をなぞりながら説明していくにあたり、実際のテーマをお伝えしておきます。

4回のうちの1つ

 

What’s Your Dream Job?

あなたの夢の職業は?

 

というテーマの内容を例にします。

私の場合は

Street Photographer 

私の写真に興味を持ってくれているクラスメイトが多かったのでこのテーマにしました。

 

授業時間の都合もありプレゼンの制限時間は4分。

もっと長いプレゼンの場合はもう少し構成は複雑にはなるかもしれませんが、基本は同じと考えて大丈夫です。

 

まず基本的な構成はこの3つです。

導入 (Introduction)

本体 (Body)

結語 (Conclusion)

この大まかな流れの中に、それぞれでさらに流れを作ります。

 

導入 (Introduction)

 

ここでは、

挨拶

つかみ

プレゼンにあたっての背景

プレビュー(予告)

 

このあたりを並べていきます。

 

英語で言うと

greeting

attention getter

topic & background 

preview

この4つです。

 

オススメの形としては

挨拶→つかみ→背景→予告

もしくは

つかみ→挨拶→背景→予告

こんな感じですかね。

 

ここで言う「つかみ」というのは、

例えば質問であったり、具体的な数字であったり、身近なトピックであったり。

ストリートフォトグラファーの例で言うと、

 

あなたは写真を撮ったことがありますか?

「1/4000」この数字の意味が分かりますか?(シャッタースピードの一つです)

現代の私たちの生活に写真の存在は欠かせないものになっています。

 

いきなりこんな感じで始めます。

 

挨拶はそのまま自己紹介です。

どうも、Togoです。で十分ですが、職業や年齢を入れてもいいですね。

ここの最後でした「予告」を本体の中で説明していきます。

 

 

本体 (Body)

 

ここでは5W1Hを意識して作っていくといいでしょう。

4分程度であれば本体の中でも大きく3つのパートに分けておくと詳細が述べられて長すぎることなく話せます。

 

なぜその仕事に就きたいのか。

その仕事のためにはどんなトレーニングが必要なのか。

実際にはどんな仕事内容なのか

その仕事のためにはどんな道具が必要なのか。

その仕事の将来性は?

その仕事は有名なものなのか?また、それはなぜか。

 

こんな内容です。

このようなメイントピックを3つ並べて、それぞれを膨らませていき、結語へ向かいます。

 

 

結語 (Conclusion) 

 

ここは割とシンプルで、出来れば端的に終わる方がすっきりします。

以上の理由で私の夢の職業は〇〇です。

などで完結です。

 

では実際の例をお出ししておきますね。

 

 

アウトラインの例

 

アウトラインはあくまでも概要なので、細かく正確な文を書くわけではありません。流れをおさえるだけ、と捉えてください。

 

ここでは実際のメモ書きのような書き方にします。分かりやすく一部日本語にしますが、実際のプレゼンで使用するように持たされたメモ書きはもちろん全部英語でした。

 

 

導入 (Introduction)

 

つかみ (attention getter)

 

何も言わずにまず黒板に「1/4000」とだけ書いて

Can you guess what this number is?

この数字が何だか分かりますか?

ここから始める。

1/4000はシャッタースピードの設定の一つ。我々は時を止める術を持っていない。カメラのみが時を止める手段。みんなが見ている写真は長い歴史やこれから続く未来の中の1/4000秒を切り取ったもの。

ここまできて挨拶へ。

 

 

挨拶 (greeting)

 

Hi, I’m Togo.

ここはサクッと適当にしゃべって終了。

 

 

背景 (topic & background)

 

My dream job is Street Photographer.

私の夢の職業はストリートフォトグラファーです。

ここで一旦本題を伝える。

写真には、風景、ファッション、ジャーナリスト、記録用など様々な役割や魅力がある。

その中で私はストリートフォトに夢中になっている。

 

予告 (preview)

 

How to take street photos.

The difficulty for a photographer.

What is Art’s role in Society today?

ストリートフォトの撮り方

写真家としての難しさ

現代における芸術の役割

この内容をBodyで展開する。

 

 

本体 (Body)

 

Bodyでは先ほどのpreviewを広げていく。

 

How to take street photos.

実際に撮っている場面を再現して撮り方を解説

 

The difficulty for a photographer.

写真家という職業の難しさ、それで生計を立てることの大変さを解説。

 

What is Art’s role in Society today?

個人的に考える現代における芸術の大切さを解説。

 

 

結語 (Conclusion)

 

撮り方は難しく、生計を立てるのは大変。

だけど現代において芸術は大きな役割を持つ。そんな芸術家に憧れている。

以上から私の夢の職業はストリートフォトグラファー。

まとめつつシンプルに締める。

 

 

 

一応この流れで95点をいただきました。

減点理由は多少の発音の違いと、はっきり覚えてます。too longって書かれてたの。

写真の撮り方解説してたら盛り上がっちゃって。

まあいいんです、点数なんてなんでも。楽しければ。

 

プレゼンテーションにおいて、発音や流暢さはもちろん重要ですが、

アウトラインというのは本当に本当に大切です。

TOEFLのスピーキングでもここは重要な能力ですので、ぜひ練習してみてください。

 

 

では、またでーす!

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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