【英文法】it と this と that の使い分けに要注意!

Chicago / Illinois

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

唯一に近いほどに触れる動物が犬なのですが、犬アレルギーなので動物との触れ合いが壊滅的に厳しいです。でも犬は大好きなのでアレルギー症状出しまくって戯れます。

 

 

さて、今回は代名詞 it this that のお話です。

 

TOEFLのリーディングなどでもこの知識は持っておいた方がよくて、それぞれの代名詞がどの言葉を指しているのかを理解しながら読み進めることは非常に重要です。

それぞれの役割は割と分かりやすく分類されているので、基本事項としておさえておいてください。

 

代名詞 it this that の指すことば

 

it は単語一つを指す

 

まずは it から。

 

日本語での訳として「それ」という意味として認識しているかと思います。

日本語での「それ」というと、単語一つを指す場合と内容全体を指す場合がありますが、英語の it は少し異なります。

 

原則として it は前文の1語を指します。

Whose umbrella is this?

Oh, it‘s mine.

 

この場合で言うと it は umbrella を指す、ということになります。

it は天候や形式主語・目的語としての使い方もありますが、ここでは thisthat との比較で見ていくので次に進みます。

 

 

this は自分が言ったことの文を指す

 

学生時代、this は「これ」として訳してきたと思います。

 

しかし、一概に「これ」と訳すわけではありません。

代名詞での this は自分の発言である前文を指す際に使われます。

 

You are very gentle to everyone and considerate.
This is the exactly reason that I decided to get married to you.

 

自分の発言であり、かつ単語一つではない

あなたはみんなにとても親切で思いやりがある

と言うことを this が指してくれています。

 

 

that は相手が言ったことを指す

 

学生時代に「あれ」と訳してきたと思いますがこれも同様です。必ずしも「あれ」と訳すわけではありません。

こちらの場合は相手の発言を指します。

 

“My boss yelled at me without asking me a reason.”

That was so annoying!”

 

相手の発言である

上司が理由も聞かずに叱ってきたんだ

ということ全体を that が指してくれています。 

 

 

会話の中ではそれほど厳密に区別しないこともありますが、基本的なルールは知っておいて損はないでしょう。

 

ということで、代名詞の it this that の区別でした。

 

 

では、またでーす!

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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