【一般英語】英語を学ぶ上で最も重要なこと

Paris / France

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

ネギの小口切りは楽しいから好きですがそれを冷凍用にジップロックに入れる作業が非常に嫌いです。

 

 

さて、今回は英語の内容そのものではなく、英語を勉強する、使うにあたっての姿勢のお話です。

 

聞いたことはあっても実践していない方も多い気がします。

私も最初はそうでしたしね。

ではいってみましょう!

 

 

外国人の捉える外国語

 

先日父から日本人思考とオーストラリア人思考の違いの記事を見つけた、と様々な表現の差を教えてもらいました。

 

その中に

日本人思考

I can’t speak English.

 

オーストラリア人思考

I can speak 4 languages!

Konnichiwa! Hola! Ni-hao!

こんなものがありました。

 

また、インドに行くと本当によく感じることなんですが、彼ら(インド人たち)は我々からしたら全く日本語を喋れていなくても「俺日本語しゃべれるよ!」と言ってきます。

 

実際に話してもらうと

Konnichiwa!

Arigato!

Ohayogozaimasu!

こんなもんだったりもします。

 

その場では、ほんとだね!すごいねー!

程度の会話で落ち着くんですが、その直後、イタリア人が来たときにイタリア人にも同じことを言い出すんです。

そして

I can speak Italian!

Buon giorno!

と、日本語でやっていたような全く同じことをイタリア語で始めます。

それを聞いてニヤつくイタリア人バックパッカー。

このインド人の能力って毎回すごいなぁと思っていて、

ここに恥ずかしさや謙虚さが目立つ日本人にとって学ぶべきことがありそうです。

 

 

英語を学ぶ上で最も重要なこと

 

前置きが長くなりましたがここからが本題です。

私が心掛けていること。

 

めちゃくちゃありきたりなことなんですが、

とにかくなんでもいいからひたすら使う!

これに尽きます。

 

なーんだ、そんなことか。

となりがちですが、では実際出来ているかとなると

うーん

となりませんか?

だからといってじゃあ気をつけます、頑張ります!

では今までと同じ。

 

なぜそれが大事で、なぜ出来ないのかを考える必要がありそうです。

 

 

とにかく使うことが重要なワケ

 

アウトプットが前提の学習

 

まず「使う」というのは「アウトプット」に分類されます。

この「アウトプット」の機会が増えれば増えるほど、勉強をするときの思考回路は

アウトプットの時にどう使えるか

これが占領し始めます。

 

アウトプットを前提とした勉強というのは非常に効果があって、

例えば英会話本を読んでいて「こんな例文いつ使うんだろう?」と思うことありませんか?

ああいうの、ほんといつ使うんですかね?

 

でもやっぱり書いてあるから覚えよう。

覚えたぞ!

使わないうちに忘れて、見返した時に

あ、こんなの暗記してたな。

となるループ。

 

これは学習効率が非常に悪いです。

大切なのは「アウトプットの場面でどう活かせるのか」であって、

例文を覚えることではなく、その例文で使われている「文法を理解する」だったり、「単語の使われ方を理解する」になるんです。

 

だから実際に使われなさそうな例文は決してダメなんじゃなくて、それを正しく吸収出来ないことがよろしくない。

 

私の大好きな養老孟司さんがおっしゃっていました。

人は答えを聞くと応用が効かない。

まさにその通りだと思っていて、大切なのは答えではなくその答えに辿り着くプロセスです。

 

使うことによるメリットは、普段の勉強をアウトプットを意識したものにすることで吸収率を上げるということですね。

 

 

ミスからの修正

 

そしてもう一つ。こちらも非常に大切です。

 

先日ある先輩セラピストの方がフランス人の患者さんに介入する場面があり、細かいニュアンスを伝えるために通訳をする機会がありました。

急に呼ばれ急に立ち会ったのでややバタつきましたが、なんとかその場はこなしました。

しかしどうしても自分としては納得がいかなかったんですね。

1週間後にもう一度通訳をしてほしいとチャンスをいただいたので、その1週間でめちゃくちゃ準備をしました。

 

はたして使ったフレーズが正しかったのか

思い付かずに言い換えた単語はなんだったのか

マニアックな骨や筋肉の英語名

姿勢や動きを伝える上で使われる表現

などなど

「使う」という1回の機会があったおかげで、

英語で理学療法の介入を解説する動画を見まくり、使えそうなフレーズを徹底的にメモしておきました。

おかげで2回目の通訳の機会では1回目よりも格段にスムーズにいったわけです。

 

1回の「使う」によって行動が変わり

その行動の先には勉強があります。

その勉強「アウトプット」を前提としたものなので肩にまつわる機能解剖、姿勢、動き、注意点など、めちゃくちゃピンポイントな学習が出来たということです。

 

これはほんの一例で、結局何が言いたいのかというと、

使わないと始まらないよ

ということです。

 

使って、恥ずかしい、悔しい、やったはずなのに思い出せなかった

などなどを痛感する。

そんで、同じ思いをしないためにまた取り組む

それをどれだけ繰り返せるか

これは確実に結果になります。

 

たった日で!

ほんの分で!

といったものとは違い、

使って、悔やんで、やり直して。

そしてまた挑む。

そのサイクルを染みつかせること。

 

これが習得に向けての1番の近道だと思っています。

 

 

使えない理由は?

 

英語を使うということが大切なのは理解しつつもなぜ果敢に使いにいけないのか。

おそらくこれは

 

使う機会がない

出来ないと思われるのが恥ずかしい

 

だいたいこの2つのどちらかではないでしょうか。

ズバッと言っちゃいますが、

使う機会がないというのは作ればいいだけです。

Hello Talk で外国人のチャット仲間を作ってもいいし、一人二役のトレーニングだっていい。

映画をまんま真似して、役になりきって自分の言葉で話してみてもいい。

やり方は少し考えてみればいくらでも出てきそうです。

 

一方で、出来ないと思われるのが恥ずかしい

これが厄介。

でも少し前に書きました。

 

何が言いたいのかというと、

使わないと始まらないよ

ということです。

使って、恥ずかしい、悔しい、やったはずなのに思い出せなかった

などなどを痛感する。

そんで、同じ思いをしないためにまた取り組む

それをどれだけ繰り返せるか

 

恥ずかしいっていう思いを感じないと始まらなので、恥ずかしいと思いましょう

悔しい思いをたくさんしましょう

そのためには、やっぱりまずは「使う」こと。

学習にひたすら時間を費やすのと同じように、学習効率を高める方法を考えることも重要です。

 

インド人のように、日本語を話すことが恥ずかしいという感覚が少ない性格を持てていないのであればあえて恥ずかしいと思いに行く

 

身近に英語をしゃべる方がいたらぜひ積極的に話しかけてみてくださいね。

 

 

では、またでーす!

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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