【英会話】sorry for と sorry to を使い分けられますか?

こんにちは、Togoです。
シカゴでの留学を終え旅のスタートとなったロンドンで食べた最初の食事はスーパーのカリフォルニアロールでした。ご当地的なやつに疎いタイプです。
さて、前々回、sorry の使い方を紹介させていただきました。
謝罪
同情
後悔
の意味を持つよ、という内容でしたね。
その中で謝罪の意味として
sorry for
sorry to
この2つのパターンの例文が出てきました。
この for と to の違いは何なのか。
今回はそこを解説していきます。
sorry for と sorry to の文法的な違い
まず以前紹介した記事の例文を引用してみます。
I’m sorry for making a mistake.
ミスをしてしまってすいません
I’m sorry to bother you.
お邪魔しちゃってすいません
もうすでにこれが答えなんですが、
for と to の文法的な違いはそのあとにくる品詞が変わります。
forのあとは名詞または動名詞
toのあとは動詞の原型
使う上でまずはここをしっかりおさえておきましょう。
sorry for と sorry to のニュアンスの違い
文法的な違いをおさえたうえで、そうするとどういうニュアンスになってくるのかを考えましょう。
違いのイメージとしては謝罪をする内容、という感じですかね。
まずは for から。
I’m sorry for making a mistake.
ここで何について謝罪をしているのか(謝罪をする内容)を考えてみると、
ミスをしてしまった状況
です。
for の場合は状況や謝罪内容そのものを表現します。
他の例文でも考えてみると、
I’m sorry for getting confused.
混乱してしまってすいません
混乱してしまった状況
I’m sorry for worrying you.
ご心配おかけしました
心配させてしまった状況
I’m sorry for that just now.
さっきはごめん
さっきしてしまったことそのもの
I’m sorry for the inconvenience.
ご不便をおかけしてすいません
不便に思わせたことそのもの
改めて、
sorry for + 名詞/動名詞 は、
状況や謝罪内容そのもの
を表します。
次に to について。
I’m sorry to bother you.
お邪魔しちゃってすいません
こちらでも何について謝罪しているかを考えてみると、
私が邪魔をするという
主語の動作について
ですよね。
他の例文で見ていくと
I’m sorry to have kept you waiting.
待たせてごめん
私が待たせたという動作について
I’m sorry to misunderstand you.
勘違いしてごめん
私が勘違いしたという動作
We are very sorry to cause you such an inconvenience.
ご不便をおかけして申し訳ありません
我々が不便をかけてしまったという動作
動作というのはしっくりこないかもしれませんが、
ニュアンスの違いとしては、
これまでにした結果を謝罪する for と、
現在もしくはこれからのことで謝罪する to というイメージです。
forのあとは名詞または動名詞、toのあとは動詞の原型
さらにforは状況や謝罪内容そのものの謝罪、toは動作についての謝罪
会話であれば多少は目を瞑ってもらえるでしょうが、文法的な違いには気をつけておきましょう。
では、またでーす!