【英文法】関係代名詞 目的格!

こんにちは、Togoです。
新しいバスタオルの毛羽落ちとたたかっております。
さて、前々回から3回にわたり、関係代名詞について取り上げてきています。
第一回目は、関係代名詞の主格
第二回目は、関係代名詞の所有格
第三回目の今回は、関係代名詞の目的格です。
こちらも会話で非常によく使われるものですので、ぜひアウトプット訓練をして使いこなせるようにしていきましょう。
では、早速説明していきます!
関係代名詞 目的格の基本
基本をおさえるために例文からみてみましょう。
He is the photographer who(whom) I respect.
彼が私が尊敬している写真家です
He is the photographer.
I respect him.
この2文が1文になった形です。
the photographer = him
で、この him が目的語だから関係代名詞の目的格でくっつけられています。
関係代名詞の目的格は who whom which that が使われ、
先行詞が人の場合、本来は whom が使われますが、会話ではよく who が使われますね。
くっつけられた文を見ると、who (whom) は目的語にあたる部分を担っているわけですが、
ここでそもそも目的語って何だっけ?というところも振り返ってみましょう。
目的語のおさらい
英文には文を構成する主要素があります。
SVOC はよく聞きますよね。
S=主語
V=動詞
O=目的語
C=補語
このOにあたるのが目的語です。
そのO(目的語)とは何かというと、動詞の目的となる語のことです。
つまり
Sは〜をする
の「〜」にあたるところですね。
I play baseball.
私は野球をする
この動詞 play の目的語は baseball ということになります。
超基礎の基礎ですが、文法用語は何となく知っている、で進めてしまわずに、
基本的なことこそ整理しながら進めておいた方がいいと勝手に思っているので少しくどいですがこんな感じでやっていきます。
先ほどの例文でみると
I respect him.
respect の目的は him ですので1文になる際には関係代名詞の目的格がくる、ということになりますね。
目的格で使われる関係代名詞
関係代名詞の
主格は、人の場合は who、人以外は which か that
所有格は、人、ものどちらも whose
でしたね。
先ほども軽く述べましたが、目的格の場合は、
人の場合は who か whom
人以外の場合は which か that
が使われます。
ただし、目的格の関係代名詞は省略されることが多いです。
省略されるからやらなくていい、ということではなくて、理解した上で省略できるようにしておきましょう。
ということで、基本的なルールをおさえたところで例文を見ていきます。
関係代名詞 目的格の例文
This is Oak who/whom I often talk about.
こちらが私がよく話しているオークです
He is a singer who/whom everybody knows.
彼は誰もが知っている歌手です
That is the hospital which/that I work at.
あれが私が働いている病院です。
I went to the town which/that you were born in.
あなたが生まれた町に行ってきました
こうしてみると関係代名詞の目的格以降の文が何だか中途半端に終わっていますよね。
これは後半の文に本来あった目的語が関係代名詞に置き換えられているからです。
This is Oak.
I often talk about him.
この him は talk の目的語で、それが who/whom に変わった、ということになります。
ということで、関係代名詞の目的格について説明してきました。
日本語で考えてみても、
こちらがオークです。私はよく彼のことを話していました。
と言われるより、
こちらが私がよく話していたオークです。
と言われた方が日本語上手だな、という感覚になりませんか?
より自然な表現ができるように、このような文法もきっちりとおさえておきましょう。
では、またでーす!