【英文法】to 不定詞の名詞的用法と動名詞の違い

こんにちは、Togoです。
中日のユニフォームを着てバーベキューをすることが夢だと友達に言ったら「夢たやしーな!」と返されました。
さて、前回、to+不定詞の名詞的用法について取り上げました。
「〜すること」と直訳されることが多く、
名詞として主語、目的語、補語としての機能を持つことが出来る、という内容でした。
そこで、動詞の形をしていて同じような意味になる「動名詞」とはどこが違うのか。
今回はそんな、to+不定詞と動名詞の違いに関するお話です。
to+不定詞の名詞的用法と動名詞の違い
まず動名詞とは
動詞の-ing形のことであり、「〜すること」という意味で、動詞が名詞化したものになります。
ここまではto+不定詞と全く同じような説明ですよね。
違いはどこにあるのか。
to+不定詞の to の部分にヒントがあります。
この to は前置詞の「〜へ」というような方向を表す前置詞から派生したもので、その方向は一般的に「未来」を表します。
つまり、「〜すること」と言っても、「これからすること」という意味合いになってきます。
一方で動名詞の-ingは「動く」「ぐるぐる回る」「不安定さ」のニュアンスを含んでいます。
つまり、繰り返し行われる、というニュアンスから
先ほどの「これからやること」ではなく、どちらかというと「もうすでにやっていること」を表します。
それを踏まえて例文を見てみます。
to+不定詞の名詞的用法
I hope to find a better job.
もっといい仕事を見つけることを望んでいる
I want to go to Egypt some day.
いつかエジプトに行きたい
動名詞
Smoking is bad for your health.
タバコを吸うことは体に良くない
I’m proud of being a teacher.
教師でいることを誇りに思っている
というわけで、どちらも「〜すること」として訳されるto+不定詞の名詞的用法と動名詞の違いは、
to+不定詞は「これからすること」
動名詞は「もうすでにやっていること」
というところにあるのでした。
次回は副詞的用法です。
では、またでーす!