【英文法】to 不定詞の用法をひとつずつ解説!〜副詞的用法編〜

こんにちは、Togoです。
フタの取っ手が溶けたやかんを破棄し、新たに同じような形のやかんを購入しました。という驚くほどにどうでもいいご報告です。
さて、前々回から不定詞に関する内容をお話ししてきております。
文法用語がややこしい!っていうただの愚痴みたいな内容から始まり、
to 不定詞の名詞的用法へと続いてきております。
不定詞の用法2回目の今回は、「副詞的用法」についてです。
では、いってみましょう。
to 不定詞の副詞的用法
まずto+不定詞の形のおさらいですが、不定詞と言うのは動詞の形をしているけど動詞の働きをしていない準動詞でした。
to+不定詞になると、他の品詞の働きをすることができる
という内容は以前までしてきておりました。
名詞的用法では名詞の役割をして文の中に存在するんでしたね。
そして、副詞的用法では to+不定詞で副詞の役割を持つ、ということになります。
副詞の役割を持つということはどういうことかというと、
名詞以外の語句を修飾する、ということになるんです。
つまり、to+不定詞の副詞的用法は、動詞や形容詞を修飾してくれる、ということになります。
今回は、会話でよく使われる「目的」と「理由、原因」の使い方を例文を交えて説明していきます。
副詞的用法の例文
目的「〜するために」
I have been studying English to study abroad.
私は留学をするために英語を勉強している
Did you come here to see Oak?
オークに会うためにここへ来たんですか?
I’m saving money to buy a camera.
私はカメラを買うためにお金を貯めている
「〜するために」という意味で動詞を修飾しています。
留学するために(副詞的用法)、勉強している(動詞)
会うために(副詞的用法)、ここへ来た(動詞)
買うために(副詞的用法)、貯めている(動詞)
原因、理由「〜して〜する」
I was surprised to hear that.
それを聞いて驚いた
I’m glad to see you.
会えて嬉しい
She will be pleased to receive the present.
彼女はそのプレゼントをもらって喜ぶだろう
「〜して」というイメージです。
聞いて(副詞的用法)、驚いた(動詞)
会えて(副詞的用法)、喜んでいる/嬉しい(動詞)
もらって(副詞的用法)、喜ぶだろう(動詞)
それぞれの文に動詞に見える単語が2つずつあるのがお分かりでしょうか?
しかしそのうちの一つは to の後にきており、それがto+不定詞、つまり、
動詞の形をしてはいるけど、動詞としての働きをしているわけではない準動詞
ということになります。
副詞的用法はいろいろと意味があってややこしいと思われるかもしれませんが、
to+不定詞にすると副詞としての役割を持たせることが出来て、名詞以外の語句(動詞や形容詞など)を修飾することが出来る。
と認識しておきましょう。
読んで訳す場面ではこの種類を把握しておいた方がいいですが、会話で使うとなると目的の「〜するために」という意味で使うことが特に多い気がします。
結果を表現する方法も副詞的用法にはありますが、個人的にあまりその方法で使わず他の言い方をします。
これも基礎をおさえてイメージがついたらとにかく例文をたくさん作ったり、リーディング問題などに潜んでいるto+不定詞を見つけてスムーズに訳せるようにしていきましょう。
では、またでーす!