【英文法】原型不定詞も解説しておきます!

こんにちは、Togoです。
楽しい日というのはあっという間に過ぎるものですね。ヒトの時間の感じ方というのはやはり深い気がしてなりません。
さて、to+不定詞に関して、
名詞的用法
副詞的用法
形容詞的用法
を続けて説明してまいりました。
不定詞に関連したところで、今回は原型不定詞についてです。
では、いってみましょう。
原型不定詞とは
また漢字が並んだ文法用語で嫌になりますね。
to+不定詞と
原型不定詞を見比べると少しイメージできるかもしれませんが、
原型不定詞はto+不定詞のtoがなくなったもの、になります。
ってことは動詞の原型ってこと?となってしまいそうですが、
もう一度これまでの内容をしっかりおさえておきましょう。
不定詞は、
動詞の形をしてはいるけど、動詞としての働きをしているわけではない準動詞のひとつ
でしたよね。
つまり、動詞の原型と同じ形はしているけど、動詞ではありません。
しかもtoがないので一見、文だけ見ると動詞が2つある文になっているんですね。
でも原型不定詞の方は動詞としての役割を果たしていない、ということになります。
ということで、原型不定詞は、to+不定詞のtoが取れたもの、とイメージして、次にいきます。
原型不定詞の知覚/使役
よく出るパターンとして知覚動詞、使役動詞をぜひおさえておいてください。
・知覚動詞
…するのを〜する(見る、聞く、感じるなど)
・使役動詞
…に〜させる(してもらう)
知覚/使役動詞 + 目的語 + 動詞の原型
この形で
「〜が…するのを見る、聞く、感じる」
「〜に…させる、してもらう」
という表現が出来ます。
この際に目的語の後に to を入れてしまわないようにしなければならないんですね。
これだけ見ると分かりづらいので例文を交えて見ていきましょう。
I heard him say something.
私は彼が何かを言うのを聞いた
This made me realize how much fun traveling abroad is.
これが私に海外での旅がいかに面白いかを気付かせてくれた
heard (hear) や
made (make) のように知覚動詞や使役動詞の後、目的語が来て、その後にto 不定詞とはならず、
そのまま不定詞が来ています。
I heard him to say something.
This made me to realize how much fun traveling abroad is.
これでは間違い、ということです。
では、代表的な知覚/使役動詞を使ってそれぞれでひとつずつ例文を見て見ましょう。
知覚動詞
見る
I have never seen them clean the classroom.
私は彼らが教室の掃除をしているのを見たことがない
聞く
I often heard her sing that song.
彼女がその歌を歌うのがよく聞こえた
感じる
Did you feel the house shake?
家が揺れたのを感じましたか?
使役動詞
代表的なものとして
make;強制的に〜させる
have;〜してもらう
let;〜することを許可する
がありまして、これもそれぞれ見てみますね。
My mother made me study English every day.
母は私に毎日英語の勉強をさせた
He had the waiter bring a glass of water.
彼はウェイターに水を一杯持ってきてもらった
I will let you watch an interesting video.
面白い動画見せてあげる
なんとなく to を入れたくなるんですが、知覚/使役動詞には注意して繰り返し音読していきましょう。
使いこなせるほど細かい解説にまでは至りませんが、とりあえず、
不定詞に関連して、to+不定詞、原型不定詞の解説はこれにて終了です。
分かりづらい部分や慣れない部分は色々な参考書も読んでみて、ぜひ音読を通してご自身の「口」で覚えていってください。
では、またでーす!