【英文法】準動詞の中の「分詞」って何?

こんにちは、Togoです。
パイの実ポッキープッカトッポをもらいました。嬉しすぎて見つめていたら全部に破裂音が入っていることに気付いてお菓子はキャッチーな名前が大事なんだなあと感心しております。
さて、少し前まで不定詞に関して取り上げておりまして、
その中で「準動詞」という単語が出てきました。
準動詞というのは
to 不定詞
分詞
動名詞
の3つのことで、
動詞の形をしているけど、動詞としての働きをしているわけではないもの
として説明してきました。
to 不定詞はそれぞれの用法について説明しましたね。
今回はその中の
「分詞」の基本を整理していきます。
では、いってみましょう。
「分詞」の基本
まず、分詞というものにはどんなものがありどんな機能を持っているのか、から。
分詞には
現在分詞と過去分詞
の2つがあります。
現在分詞は
doing
過去分詞は基本的に
-ed がつく形(不規則型もあり!)
となります。
to 不定詞は
名詞的用法
副詞的用法
形容詞的用法
があり、それぞれが名詞、副詞、形容詞としての役割を持ちながら文の中に存在しておりました。
今回の「分詞」は、
「形容詞の働きがある」
と理解しておいてください。
形容詞としての役割を持つと認識した上で、使われ方を見ていきます。
補語としての分詞と名詞を修飾する分詞
ここでは補語としての分詞と、名詞を修飾する分詞について触れていきます。
まずは補語としての分詞から。
補語と聞くといまいちピンとこないかもしれませんが、
文法を学ぶにあたって
第1文型 SV
第2文型 SVC
第3文型 SVO
第4文型 SVOO
第5文型 SVOC
こんなものを見たことがあるかと思います。
このS、V、O、C のうち、補語は C にあたります。
補語のイメージとしては「主語が何なのか」ということ。
つまり、第2文型の
SVCというのは、S=C である、と訳せます。
この C には名詞か形容詞が入り、ここに分詞が形容詞の役割を持って入ることができるよ、ということになりますね。
それを踏まえて補語になった分詞はどんなふうになるかというと、
The book looks good.
その本は良さそう
The book looks interesting.
その本は面白そう
The book = good
The book = interesting
good も形容詞ですが、interesting という現在分詞も形容詞としての機能を持って第2文型に使えます。
次に名詞を修飾する分詞です。
a red car
赤い車
a broken car
壊れた車
「赤い」車のように名詞を修飾(説明)する形容詞のように、「壊れた」車として、名詞(車)を修飾しています。
注意が必要なのが、a broken car のように前から修飾するばかりではないということ。
どういうことかというと、
Look at the boy walking in the park.
公園で歩いている少年を見て
This is a picture taken by my girlfriend.
これは私の彼女が撮った写真です
現在分詞の walking や、
過去分詞の taken ですが、それぞれ
the boy と a picture の後ろについていますよね。
分詞+α(前置詞+名詞など)の形になると名詞の後に分詞をおくことになります。
その際は修飾される名詞と分詞との関係によって現在分詞か過去分詞かが決まります。
a boy と walk 「歩く」は能動関係になるためwalkingに。
a picture と take「撮る」は受動関係のためtakenに。
この受動関係になる際は
名詞+過去分詞+by 〜
のように、〜によって…(過去分詞)された名詞
となることが多いです。
何となくイメージはつきましたか?
まとめてみると、
動詞の形をしているけど、動詞としての働きをしているわけではないものである準動詞には、
to 不定詞、分詞、現在分詞があり、
「分詞」というのは、
現在分詞と過去分詞に分かれて、形容詞の役割を持つ。
補語として主語=分詞となることもあれば、
名詞を修飾することもあり、
分詞+αで名詞を修飾する場合は後ろから修飾する。
ということでした。
「準動詞」という単語に馴染みのない方にとっては少し整理する手助けになったのではないでしょうか。
ハッピーターン、プリッツ、カプリコ
お菓子ってやっぱ破裂音多い気がするー。
では、またでーす!