【英文法】形容詞だけを考えてみる!

こんにちは、Togoです。
趣味にしていることもあり植物への感情移入が強いので当然生き物として眺めておりまして、イルミネーションを幹や枝に巻き付けられた木はさぞかし眩しだろうなあと同情しています。
さて、前回分詞について取り上げたわけなんですが、その際に分詞は形容詞の働きがあると説明させていただきました。
今回はその「形容詞」のことだけ少し掘り下げて考えてみます。
では、いってみましょう。
形容詞の働き
まず基本的なところとして形容詞とはその名の通り
人やモノを「形容」する言葉です。
その形容詞の働きは
名詞を修飾する
補語になる
の2つになります。
名詞を修飾する
negative person
悲観的な(消極的な)人
beautiful girl
美しい女性
noisy room
騒々しい部屋
large shirt
大きいシャツ
このように形容詞である negative や noisy が名詞(人やモノ)を説明していますよね。
前回の分詞の中でもお話しましたが、
基本的には形容詞+名詞となりますが、形容詞+αがある場合は後ろから修飾します。
分詞が形容詞の働きをする、と言っていたように、この辺のルールも同様ですね。
補語になる
これも前回と重なりますが、
S、V、O、C のうち、補語はCにあたり、補語のイメージとしては「主語が何なのか」ということでした。
I am happy.
私は幸せです
He looks angry.
彼は怒っているように見える
補語になるということは、SVOCのCの部分にも来ることがあります。
She always makes me happy.
彼女はいつも私を幸せにしてくれる
ということで、形容詞の働きは
名詞を修飾する
補語になる
ということでした。
んじゃ、おつぎ!
形容詞の見分け方
TOEICの文法問題などでは正しい品詞を入れる問題が出題されたりもします。
また、TOEFLなどの自由英作文でも品詞のミスはとにかくなくしたいところです。
感覚的に違和感を感じられるようになるためにも、形容詞に多い語尾とそれぞれの持つ意味を覚えておきましょう。
形容詞に多い語尾
-ic;〜の、〜の性質の
alcoholic アルコール性の
workaholic 仕事中毒の
-ical;〜的な、〜に関する
historical 歴史の、歴史的な
official 公務上の
-ive;〜な傾向
positive 明確な、積極的な
attractive 魅力的な
-able(-ible);〜できる、〜に適した
affordable 入手可能な
adorable ほれぼれするような
-ous;〜の性質を持つ、〜の多い
serious まじめな、本気な、真剣な
suspicious 疑い深い
-ful;〜でいっぱいの、〜しがちな
useful 役に立つ、有益な
wonderful すばらしい、素敵な
-less;〜のない、〜を欠いている
careless 不注意な、そそっかしい
useless 役に立たない、無用な
語幹を覚えたら語尾を変換していくことで語彙力を高めることができます。
単語を暗記する際は様々な品詞に目を配らせておきましょう。
ということで、形容詞についてのみの解説でした。
では、またでーす!