【英文法】予定を表す現在形と現在進行形の違い

こんにちは、Togoです。
ソファーを買いましたが今使っているソファーの行き先がなくて非常に困っています。お察しの通り考えてものを買うタイプではございません。
さて、今回は基本的には文法の話なんですが、英会話でも使える内容になります。
予定の話、つまり、未来のことを話す際、みなさんはどのような表現をされますでしょうか。
He will 〜
I’m going to 〜
全くもって間違いではありませんが、こんな感じで、will と be going to が真っ先に浮かんだ方は特に!
今回の記事を読んでみてください。
では、いってみましょう。
未来形という言葉には要注意
まずですね、will を「未来形」というものとして捉えている方がいらっしゃいましたら、今この場で訂正しておきましょう。
英語の活用の中に「未来形」というものは存在しません。
単純に、will は未来のことを表現する際に使用される助動詞なだけです。
さらに言うと、未来のこと = will というわけでもありません。未来のことを表現する方法はwill以外にもあるわけで、
will は未来のことを表現する方法のひとつに過ぎないんです。
とりあえず、未来形という存在しない文法用語と、未来=will という考えをまずは捨てておいてくださいね。
現在形で予定を表す
英語を学習するにあたり時制は必ずしっかりと時間を割いて勉強しなければならない分野です。
現在形というと「今現在していること」というイメージが強いかもしれません。
確かに
I’m sleepy.
I have a headache.
のように、状態動詞を用いる際は現在のことを表しますが、
根底にあるイメージは
「半永久的なことを表す」ものと認識することが重要です。
そうすると、現在形で作られた文は半永久的なこと、つまり、安定した予定を表現できる。ということになるんです。
The semester starts in April in Japan.
日本の新学期は4月に始まる
新学期が4月から始まるというのは決まっていることであり、毎年そうなっています。これがここでいう「安定した予定」というやつです。
現在進行形で予定を表す
では一方で現在進行形はどうか。
現在進行形はbe動詞 + -ingで表されますがこちらは「動く」「不安定」というニュアンスを含みます。
そうなると現在進行形で作られた文は不安定な予定、つまり個人の予定を表現できるということになります。
I’m leaving for Paris tomorrow.
私は明日パリに出発する予定です
これに関しては
I’m going to Paris tomorrow.
というようにbe going toの形にすることも可能です。
ということで、予定を表す現在形と現在進行形の違いは
安定した予定、公の予定の場合は現在形
不安定な予定、個人の予定の場合は現在進行形
で表現できる、ということになります。
予定のことでもwill と be going to 縛りから脱出しましょう。
では、またでーす!