【英単語】get を使い回す!

こんにちは、Togoです。
ご年齢の関係もあり患者さんの中にはとてつもなく有名な方とお知り合いのことがあります。最近担当した方は手塚治虫先生のご友人だったそうです。鉄腕アトム好きな私にとっては終始ワクワクなお話でした。とりあえずビビりました。
さて、今回は get という単語の使い方について見ていきます。
非常に多くの意味や使い方があり、一気に覚えるのは厳しいものがありますし、
何なら私自身も完璧に使いこなせている自信は正直ありません。
私の手の届く範囲内でご紹介させていただきますので、ぜひこれをきっかけに視野を広げて、
様々な使い方をマスターしていってください。
では、いってみましょう。
get の使い方
比較的よく使われる表現を中心に集めました。
今回紹介させていただく get の使い方がこちらです。
・〜を得る、もらう、受け取る
・理解する
・到着する
・〜になる
・句動詞
それぞれのニュアンスやどのように使われるのかをひとつずつ見ていきます。
〜を得る、もらう、受け取る
日本語でも使われるカタカナ英語で「ゲット」とありますが、
基本的にはこの意味で使われていますよね。
なので他の表現と比べると比較的馴染みはあるかと思います。
get a shirt シャツをもらう
get an E-mail メールを受け取る
get a present プレゼントをもらう
イメージとしては receive の口語的なイメージです。
物理的なものではなく、
get a job 仕事を得る(に就く)
get good grades いい成績を取る
のような形での「得る」としても使われます。
理解する
理解する、においては、
I get it! わかったよ
がよく使われる表現です。
理解ができなかった場合は
I don’t get it. わからないな
が否定形になります。
I got it. わかった!
もよく聞く表現ですよね。
I get it! は現在形になっており、
I got it! は過去形です。
ここの違いに関してはネイティブに聞いたところ置き換え可能なようなのでそれほど細かくは気にしなくていいかと思います。
到着する
get は、到着するという意味でも使えます。
イメージとしては arrive の代わりです。
Please call me when you get to Aichi.
愛知に着いたら電話してね
到着するとしたい場合は get to のように to をつけてそのあとに到着した場所を置きます。
ただし、home、here、thereなどの場合は to は不要になります。
I got home around seven p.m.
夜の7時に帰宅した
〜になる
外国人患者さんを担当していて段々と良くなってくると
You’re getting better!
だんだん良くなってますよ!
という声かけをよくします。
この getting〜 の形で「〜になる」という表現が可能になります。
getting cold 寒くなってきた
getting worse 悪くなっている
getting hungry お腹が空いてきた
〜になる、ということは「〜」の部分は状態を表す訳なので形容詞が入ります。
句動詞
句動詞とは、
動詞+前置詞 または
動詞+副詞 または
動詞+前置詞+副詞
で構成されることで新たな意味を持つ動詞として働くものを言います。
give up 諦める
look for 探す
なんかは有名どころですかね。
get にも句動詞はたくさんありまして、
get up:起きる
get out:外へ出る
get on:(バスや電車に)乗る
get off:(バスや電車から)降りる
get over:克服する
get along with:〜と仲良くする
などがあります。
さて、ということで get の使い方について
・〜を得る、もらう、受け取る
・理解する
・到着する
・〜になる
・句動詞
の5パターンを見てきました。
get という単語は非常に奥が深くて、まだまだ get の秘めている意味はこんなものではありません。
しかし、完璧とまではいかなくても様々なパターンで使い慣れることで会話のテンポは確実に上がってきます。
こんな風に、よく使う単語のみを深掘りしてその単語の潜在能力に気づき、どんどん使いこなせるように練習してみるのもいいかもしれませんね。
とりあえず、みなさんが get に注目して学習を進め、結果的に会話のバリエーションが増えていったら嬉しいです。
私ももう少し、get を使いこなせるように練習します。
では、またでーす!