【英単語】since と from の違い!

こんにちは、Togoです。
兄の家に顔が全く見えない髭もじゃのサンタさんが来たようですが甥っ子が「じいじ!!」と連呼していたそうです。
さて、英語を日本語に訳すと意味としては同じだけど使われ方が違う、というものは多くあり、これまでもいくつか紹介させていただいてきました。
「〜から」という表現として使われる単語
since
from
これもその類で、2つとも同じような意味で同じような場面で使われるイメージが強いです。
今回はこの2つを整理していきます。
では、いってみましょう。
since と from の基本的な意味
まずは単語そのものの意味を見てみましょう。
since
〜以来、〜の時からずっと、〜した時から
品詞としては接続詞、前置詞、副詞です。
今回はfromとの比較ですので、理由を意味する「〜だから」に関しては省かせていただいております。
sinceが
前置詞として機能する場合は since+名詞
接続詞の場合は since+主語+動詞
副詞の場合は単体もしくは ever since で「それ以来」
の形で使われます。
from
〜から
こちらは前置詞です。
一言に「〜から」と言っても
数量・値段、距離、選択肢の中から、〇〇(人など)から
のように、様々なものからの「〜から」があるわけですね。
こうやって意味を見てみるだけでも少し違いそうな雰囲気は出てきています。
では具体的にどのようにニュアンスが異なってくるのかを見ていきましょう。
since と from のイメージ
まず since ですが、
過去のある時点から現在まで続いていることを提示する
ために使われます。
なので現在完了形や現在完了進行系とともに使われるのが特徴です。
一方で from ですが、
あるアクションの起点となるところを提示する
ために使われるんですね。
動作や状態が継続している際の開始時点を提示する since と、
動作や状態が始まる起点を提示する from
それぞれを例文でも見ていきましょう。
since と from を使った例文
since「〜から」 「〜以来」の例文
I have been here since this morning.
朝からここにいる
I have known him since childhood.
子供の時から彼を知っている
It has been ten years since I graduated from the university.
大学を卒業してから10年が経つ
My brother has been abroad ever since.
兄はそれ以来ずっと海外にいる
いずれも継続しているニュアンスが含まれています。
とにかく since は「継続」のイメージが重要です。
from 「〜から」の例文
On Sundays, the cafe is open from 6 am.
日曜日、そのカフェは午前6時から営業している
「〜から」という起点を表す from ですが着地点も提示することが多いです。
I usually work from ten to six.
普段私は10時から6時まで働く(仕事は10時-6時です)
I lived in Tokyo from 2000 to 2005.
2000年から2005年まで東京に住んでいた
もちろん from の使い方はもっともっとたくさんありますが、
今回は from 自体の解説ではなく、あくまでも since との違いの提示ですのでご了承ください。
何かが始まる起点を提示しているわけで、それが今現在まで継続している保証はありません。
何となく違いはイメージ出来ましたか?
動作や状態が継続している際の開始時点を提示する since と、
動作や状態が始まる起点を提示する from でした。
それぞれを深掘りするとこんな浅いものではありませんが、とりあえず今回は
since と from の違いについての解説でした。
では、またでーす!