【番外編】目標設定もめちゃくちゃ大切です!

London / UK

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

2020年12月31日午後2時から2021年1月1日午後2時まで、24時間のストリートフォトチャレンジを敢行してまいりました。

めちゃくちゃしんどかったですが、2021年初日にすでに目標を一つ達成するという非常にいいスタートになりました。

30時間以上起き続けてヘロヘロながらのブログ投稿でございます。

 

さて、2021年、明けましておめでとうございます。今回は2021年一回目。

 

「目標」にまつわるお話です。

ちょっとした雑談みたいなものですので、かる〜い気持ちで読んでください。

ただちょっと長めです。

 

では、いってみましょう。

 

 

目標を立てる大切さ

 

英語から少し外れますが、私は2021年1月1日現在、これまで理学療法士として急性期病院に勤務してきました。

その中で数多くの患者さんの社会復帰、自宅退院に関わらせていただきました。

どんな患者様であっても、リハビリとして関わらせていただく際に一番最初に行うことがあります。

それが、「ゴール設定」です。

 

つまり、その患者さんの入院前の生活レベル、入院に至った原疾患の病状、現在の身体機能、ご年齢、体格、性格、認知機能などなど、

総合的にその方を見て、その方が到達出来る生活レベルを設定するわけです。

それがなければ何も始まらないんです。そこを設定せずに闇雲に筋トレとかしたってその訓練に中身は何にもありません。

 

大切なことは、動きを診るプロとしてその患者さんの身体をしっかりと評価し、予後予測を立てた上でゴールを決めて、訓練をしていくことなんです。

この流れというのはリハビリだけにとどまらず仕事全般、なんなら趣味でも何でも当てはまるものだと思っています。

 

 

英語学習でも目標は出来るだけ明確に!

 

何か今できないことを出来る様になろうと思ったら患者さんと同じように、まず目標を立てることは必須です。

まあ、こうして記事にしておりますが、目標を立てることの重要性というのはもう言うまでもないですかね。

旅先で何となく話せればいいという目標と、大学に留学したいという目標であれば勉強方法が異なってくるのは明確です。

なのでとりあえずその目標というものを立てることはやるとして、どう立てていくのかも考える必要があります。

 

というのも、年間通して頑張る!のような抽象的な目標では勉強方法が定まりません。おそらく一貫性のないものになっていきます。

 

〇〇大学にいついつ留学したいからそのためにいついつまでにTOEFL〇〇点取る!

〇〇という企業に就職したいからいついつまでにTOEICで〇〇点取る!

旅先で英語を使いたいから旅英語に慣れる!そのために旅英語の参考書を〇〇冊〇〇周ずつやり込む!そして1人2役でトレーニングを積む!

 

こんな風に、具体的な数字を提示すればするほどそのための勉強方法が明確になっていきます。

 

細かい話で言うとTOEFLも目標が60点と80点では各パートやり込む程度が変わるからです。もちろんベースの英語能力にもよりますが。

それに関しては目標を元に、学習方法も少し例を出して考えてみましょう。

 

 

自己分析をして学習方法を詰める

 

目標を立てたら次は学習方法です。

何が補えたらその目標に到達するのか。そこをきっちり明確にして、とことんやってみましょう。

 

例えば、先ほどのTOEFLの例。

目標が60点だとします。

で、受けたことがあるテストの結果が

 

リーディング10点

リスニング8点

スピーキング20点

ライティング15点

計53点だったとします。

 

目標60点であれば全分野15点ずついけばいいわけで、

こうなればやり込むべきところは当然リーディングとリスニングですよね。

当然得意そうなスピーキングとライティングを伸ばすのも一つです。しかし苦手分野を底上げしておかないと80点は目指せなくなるので、ここではまず低いところを上げた方がいい。

この辺までは一目瞭然で、その中で、なぜリーディングとリスニングがこんなに低いのかを考えます。

 

すると、例えば、

リーディングは語彙力、リスニングは聴いて理解は出来るけど解答のところでつまずく。

こんな感じに弱点が見えてきたとします。

そうしたらそこからまた目標。

 

リーディングで言うと、

いついつまでに単語帳の〇〇ページまでを完璧にする。模擬テストのリーディング問題で分からない単語がないくらい読み込む。専門分野の語彙力を強化する。

とか、

リスニングで言うと、

模擬テストのリスニングのスクリプトを読んだ上で、内容と問の関連性の理解を深める。そもそも問の選択肢が正しく理解できているのかを洗い出してみる。

こんな感じですかね。

 

そして、さらに進めていくと、リスニングの解答率の低さの原因がリーディングにも影響していないかも考えていけそうです。

 

内容と問の関連性を結びつけるのが苦手であれば、「単純に英語スキルを上げる!」という学習だけでなく、「テストの答え方」を練習する必要があるかもしれません。

 

つまり、リーディングとリスニングが点数低いからたくさん読んでたくさん聞けばいいってわけではないということです。

 

これが、私が患者さんに対して行う

評価(苦手なところはどこかを明確にする)に基づいてゴールを設定(目標を立てる)し、訓練プログラム(学習方法)を決めていく。

ということになります。

 

この一連の流れは自然とやられている方も多いかもしれませんが、改めてやってみると意外な弱点が見えてきたりもするものです。

英語だけの勉強も大切ですが、その勉強をより効率的に結果に結びつけるための分析作業も同じように(むしろそれ以上?)に重要になります。

 

ということで、前回の内容にあった振り返りをした上で、

今後のことは目標を元に学習方法方法を詰めていきましょう。

ということでした。

 

2021年で気持ち新たになったところで、ぜひ自己分析に時間を割いてみてください。今年も精一杯取り組んでいきましょう。

よろしくお願いいたします。

 

では、またでーす!

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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