【前置詞】in についてだけ書きました!

Chicago / Illinois

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

ご高齢の男性患者さんに男性の平均寿命を聞かれたので、たしか81歳くらいですかね。〇〇さん、おいくつでしたっけ?と聞いたところ2歳!と答えられました。まだまだ人生長そうで何よりです。

 

 

さて、これまで200記事以上書いてきたこのブログですが、意外と前置詞だけを取り上げる機会ってなかったんですね。

 

文中にはどこにでも転がっていて、なんとなく多少間違っていたって許してもらえそうな前置詞ですが、非常に大切な役割をする品詞です。

中学から英語を習って、なんとなくの感覚で使ってきている方も多いのではないでしょうか。

TOEFLなどでライティングの勉強も必要な方は特に、

「感覚」という意味では半分それを残しつつ、少し腰を据えて勉強してみることをおすすめします。

 

では、前置詞の勉強、いってみましょう。

 

 

核だけでなくそこからの広がりも理解する

 

前置詞の勉強をするにあたって絶対に避けておきたいことは「意味の丸暗記」です。

1枚の絵でイメージするのもひとつの方法ですが、前置詞にもそれぞれ様々な意味があります。その全てのイメージを1枚だけの絵で表現するというのはかなり厳しいものでもあります。

 

なので、

at といえば「点」でしょ?

とだけで覚えて完結させずに、核となるイメージをおさえた上で、

そこからの広がりも考えておくとより自然に使いこなせるようになっていきます。

 

丸暗記は当然避けた上で、

ひとつのイメージで暗記して終了にするのではなくもう少し広くニュアンスを理解しておきましょう、

ということですね。

 

広がりとかなんとかってのがよく分からないかと思いますのでそろそろ本題に入っていきます。

タイトルにもありますが、今回取り上げる前置詞は in です。

 

 

in の核イメージとそこからの広がり

 

まず in の核イメージは「中」「内部」といった感じでしょうか。

前置詞の参考書などでは何やら箱の中にボールなどが入っている絵などを見たことがあるかもしれません。

核としておさえておいていただきたいのはあくまでも「囲まれている感じ」です。

 

There is a ball in the box.

箱の中にボールがある

 

The cat in the cage is her pet.

そのケージの中にいるネコは彼女のペットだ

 

in the box や、in the cage というのは、

分かりやすく「囲まれている」という核イメージ通りですよね。

この辺は大丈夫かと思います。

 

ただこれだとどうでしょうか。

I will finish the job in three weeks.

3週間でその仕事を終わらせるつもりだ

 

I’m interested in mathematics.

数学に興味がある

 

どちらも物理的な「囲まれている感じ」のニュアンスはありません。

ただ、どこか「〜の中」「〜の内部」というった感覚はありますよね。

ここが、核をおさえた上でそこからの広がりも考えてみましょう、ということです。

では核からの展開です。

あくまでも、「中」「内部」というニュアンスをベースに展開していきます。

 

展開先はこんな感じ。

場所のin

状況のin

時間のin

方向のin

範囲のin

一つずつみていきます。

 

 

場所のin

 

I live in Tokyo.

東京に住んでいる

 

I arrived in London.

ロンドンに着いた

 

The stadium is located in the south of the city.

そのスタジアムは市の南に位置している

 

 

状況のin

 

I’m in trouble.

困った

 

You should give up in such situation.

そんな状況なら諦めたほうがいいよ

 

 

時間のin

 

We will arrive in 3 minutes.

(私たちは)3分以内に着くよ

 

I write a letter to my grandmother once in a while.

私は時々おばあちゃんに手紙を書く

 

 

方向のin

 

Put it in the box.

箱にそれを入れて

 

 

範囲のin

 

I’m interested in archeology.

建築学に興味がある

 

 

例文を覚えてください、ということではなく、あくまでも「囲まれている感じ」から広がっていくんだな、と理解しておいてください。

 

こうして展開していった先を見てみても、どこか「中」「内部」のニュアンスを保ちつつ少し派生した感覚がありますよね。

まずは一枚の絵で核となるイメージをおさえることは非常に重要です。

さらにより自然に様々な形で使いこなせる様に、そこからの展開も考えながら勉強してみてください。

 

前置詞だけの勉強って、勉強内容がどこか細かすぎて英語が上達している感覚が少ない気がします。

ただし、大きく眺めて大まかに理解することと、細か〜く見て理解する、という作業は繰り返した方がいいんです。

森を見て、木を見て、枝葉を見て、また森をみる。

これを繰り返すということですね。

 

最後に、私が活用したことのある前置詞について書かれた参考書を3冊紹介しておきます。

 

核心のイメージがわかる!前置詞キャラ図鑑

 

ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉

 

ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞 [ネイティブはこう使う!]

 

 

他にも前置詞だけの参考書もたくさん出てますので、ぜひ本屋さんで直接見てみるなどしてご自分にあったものを選んでみてください。

 

 

では、またでーす!

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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