【前置詞】to についてだけ書きました!

こんにちは、Togoです。
お花畑に行きたいお年頃です。
さて、ひとつの前置詞だけを取り上げてくるシリーズとしてこれまで in と on についての解説をさせていただきました。
今回は to のお話です。
意味も発音も非常に様々な顔をする to ですので、この場だけで全てを理解していけるほど書ける自信はありませんが、少しでも理解の手助けになればと思います。
では、とりあえずいってみましょう。
to の核イメージと for との違い
まず to の核イメージは「方向」です。
これはもう十分にイメージされているのではないでしょうか。
She went to the library.
彼女は図書館へ行った
図書館へ
の様に、方向を提示することが出来ます。
ではその核イメージからどのように広がっていくのかを見ていきたいんですが、その前に。
同じ様に方向の意味合いを持つ前置詞として for があります。
I leave for Paris tomorrow.
私は明日パリに出発する
この to と for の違いは
到達点を含んでいるかどうか
になります。
She went to the library.
は彼女は図書館に到達していますが
I leave for Paris tomorrow.
はまだ私はパリに到達していません。
というわけで、to の核イメージは「方向」で、そこでは到達点を含んでいる。
ここから展開していきましょう。
to の核イメージからの展開
まずは展開先を見ていきます。
方向の to
繋がりの to
比較の to
到達点の to
毎回お伝えしておりますが、あくまでもこれらの項目を丸暗記してくださいということではありません。
to が「方向」だけで使われているわけではないんだな〜というイメージが付けばとりあえずOKです。
では、一つずつ見ていきましょう。
方向の to
展開先と言っておきながら核となった意味が出てきましたが、
とりあえずもう少し方向の to を見ておきましょう。
Listen to me.
聞いて
I will apologize to him.
彼に謝る
The prize went to him.
賞は彼の手に
こんな感じですかね。
「〜に、〜へ」
のイメージで使われる to でした。
繋がりの to
方向があったわけですよね。そっちに向かったわけです。
そうなると、繋がりますよね。というわけでの繋がりの to です。
They danced to the music.
彼らは音楽に合わせて踊った
These goods are made to order.
これらの製品は注文後に生産するものです
I don’t want to talk about anything that is related to my family
家族に関しては何も話したくない
繋がりのニュアンスはどこかイメージがつきますでしょうか。
ほんの少しだけついたということでおつぎ。
比較の to
Price is relative to demand.
価格は需要に比例する
I prefer baseball to basketball.
私はバスケよりも野球が好きだ
prefer A to B は以前に取り上げたことがありましたね。
到達点の to
They finally came to an agreement on the price.
彼らはついに値段に関して同意に達した
I work from 8:30 am to 5:00 pm on weekdays.
平日は午前8:30から午後5時まで働く
Her hair reached down to her hips.
彼女の髪は腰まであった
こんなのもある意味到達点の to とも言えますかね。
There are 10 days to I go back to Japan.
日本に戻るまであと10日ある
to という前置詞は非常に多く目にします。
もちろんTOEFL本番でいちいちどの to なのかを日本語に訳していく必要はありませんが、感覚的に意訳できるようになるまで少し意識してみてみることも重要です。
そして訳せるようになったらどんどん英作文にも落とし込んでいきましょう。
ということで、前置詞シリーズの to の回でした。
では、またでーす!