【番外編】子供の英語教育を考えてみる! Part 1

Brussels / Belgium

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

バスボムのしゅわしゅわにかなりはしゃぐタイプです。

 

 

さて、今回は番外編です。

子供の英語教育についてちょっと考えてみよう、というものです。

 

先に述べておきますが、私は子育ての経験もなければ小さい子に英語を教えたこともありません。学習塾で小学校高学年から中学生くらいがなんとかある程度。

なのでここで書くことは経験に基づいていることでもなければ答えも全くございません。

 

今、考えた結果を書いているだけなので1年後には変わるかもしれないし、実際に子供を育てる環境になったら考え方が180度変わっているかもしれません。

皆様にとっては参考にするというよりは、考えるきっかけにでもなったら嬉しいです。

 

ただ、今回これを考えてみたくなったきっかけが先日あったのです。

 

 

One more please?

 

先日街中を歩いていた際に前から親娘が歩いてきまして。

女の子は4〜5歳くらいかな。小学校手前くらいの子でした。

 

その子がお母さんに「チョコ!」と、お菓子をねだったんです。

そしたらお母さんがチョコを娘さんの前でちらつかせ、やや厳しめな声で、

「One more please!?」と問いかける。

すると女の子が少し自信なさげに「ワンモアプリージュ」(かわいい!)と返答し、無事チョコをゲットしていたんですね。

 

その場面を見た限りでは、そのご家庭では

「日常会話の中に英語を織り交ぜて英語表現を自然と身につけさせていく」

という教育方針なのでしょうか。

目にした部分だけを切り取ると英語を使うと何かいいことがある、というイメージをお子さんに付けさせている狙いもあるかもしれません(英語を使うことでチョコをもらえたわけなので)。

 

そのご家庭の教育方針なので批判も肯定も全っく致しませんが、素直な私の感想は、

「芸を仕込んでるみたい…」でした。

この子、One more please. って別に言いたいわけじゃないんだろうな。と。

 

私もいつか自分にも子供ができたら小さい頃から英語に触れさせたいとは思っていました。

どういう教え方がいいのかは深く考えていませんでしたが、今回のその一件はその辺を考えるきっかけにはなりました。

 

さてさて、就学前や小学校低学年のお子さんがいらっしゃる方。英語教育に関してどのようにお考えですか?

何かされていますか?それとも全く何もせず?これって本当に家庭によって差が出るところでしょうね。

いろんな家庭の英語に関する教育方針って少し興味があります。

 

とりあえずここで念を押しておきますが、

「小さい時から英語を教えるべきですよ!」

「子供に英語を教えるにはこんな方法がいいですよ!」

といったアドバイスはここには一切ございません。あくまでも今現在の私が考える、自分だったらこうするかなあというものを書くだけです。

あしからず。

 

 

ゴール設定から考えてみる

 

リハビリ介入の際に考える手順がどうやら日常生活にも癖づいているようです。

普段の仕事で患者さんと接する際、私は以下の順番で考えます。

 

まず患者さんが何かしらのご病気でご入院。

その重症度を整理し、体の中で起きている現象を把握。

総合的にみてその疾患の治る過程とそれにかかる時間を逆算。

それに合わせてその患者さんの身体機能を考えて、リハビリ内容を検討する。

 

つまり、

その患者さんのゴールはどこか。

それに至るまでに、まずその病気はどの程度で治るのか。

それにあたって訓練を進めていって、急性期病院にいる間に身体機能が戻るのか、戻らないのであればリハビリ病院へ転院すれば戻るのか。

 

めちゃくちゃ簡単に言うとこんなプロセスを思考回路のひとつとして持っています。

つまり、状態を把握する作業が終わり、訓練を開始する前にまずはゴールを設定することから始めるわけです。

ちなみに、基本的には入院前の生活に戻るということがゴールです。

 

では子供の英語学習の「ゴール」というのはどこに持ってくるべきなのでしょうか。

 

 

大人になった時にどうなっているか

 

私が将来の自分の子供に英語になじみを持ってもらいたい理由は

「大人になって何か行動したい、思った時に選択肢を世界基準で持たせてあげたい」というところにあります。

 

つまり、

医学をアメリカで学びたい!

自由気ままに世界を旅したい!

料理の勉強のために世界を見に行きたい!

ハリウッドスターになりたい!(これ最高!)

メジャーリーガーになりたい!(これもっと最高!)

 

とかとか、そんな目標や夢を持った時にネックになりやすい「言葉の壁」を乗り越えるベースは作ってあげたい、という考えなんです。

無くしてあげたいわけではないんです。壁を乗り越るための脚力は持たせてあげたい、ということです。

なので私の考える(自分の)子供に向けた英語教育のゴールは

「高校生くらいで簡単な会話がカタコトでもいいからなんとなく出来る」

このくらいです。あとは自分で苦労してネイティブレベルまで上げて!って感じ。

 

ということでゴール設定はある程度済みました。

ではどうやって訓練を進めていきましょう。

 

長くなっちゃったので続きは次回に持ち越します。

 

Part 2で現時点で私が考える自分の子供への理想的な英語教育についてもう少し深く考えていきます。

 

 

では、またでーす!

 

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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