【英文法】must / had better / have to / should の強制度!

Chicago / Illinois

 

 

こんにちは、Togoです。

 

 

ウォーキングデッドの世界に自分がいたらおっちょこちょいなミスですぐさまゾンビになってしまう自信があります。

 

 

さて、今回は「〜しなさい」から「〜したほうがいい」といった、義務の表現における強制度の違いについて説明していきます。

 

では、いってみましょう!

 

 

強制度によって使い分ける義務の表現!

 

「〜したほうがいい」のような義務の表現はいろいろありますが、強制する度合いによって使用する表現が異なります。

 

今回ご紹介する表現は

must

had better

have to

should 

の4つです。

 

これらは

must → had better → have to → should 

の順に強制度が和らいでいきます。

 

一つの例文で強制度を見ていきましょう。

否定形での注意点もありますので、それぞれで確認していきます。

 

 

must

 

この4つの中だと強制度は最も強くなります。

「強制」のニュアンスになります。

 

You must go to a college.

大学にいきなさい

 

否定形になると「〜してはいけない」という強い否定になります。

You must not go to a college.

大学にいってはいけない

なかなか大学にいくな!と強く否定する場面はないかもしれませんが、藤井聡太くんのように学業よりも将棋に優先すべきだ!とかそういう時には出てくる表現でしょうかね。

 

まあ例文そのまま使うというわけではなくて、そういう意味合いだよ、ということだけご理解ください。

 

他の形で見てみると、

You must eat breakfast.

朝ごはん食べなさい

 

You must not eat breakfast.

朝ごはん絶対食べちゃダメ

 

ランチめちゃくちゃ美味しいところ予約しといたから朝ごはん絶対食べちゃダメだよ!!お腹すかせておいてね!

みたいな状況とかとか。

 

 

had better

 

勧めるというよりもこちらも強制度は比較的強い表現です。

「したほうがいい」「〜したほうが身のため」

という意味合いですね。

強制ではなくても強く勧める状況で使われます。

ニュアンスとしては「忠告」という感じです。

 

You had better go to a college.

大学にいったほうがいいよ

 

You had better eat breakfast.

朝ごはん食べた方がいいよ

 

省略形で

You’d better 

という形で出てくることもあります。

 

否定形となると、「〜しないほうがいい」「〜しないほうが身のため」という意味合いになります。

 

ここで注意点ですが

had better の否定形は

had not better ではなく

had better not

となります。

 

You had better not go to a college.

大学にはいかないほうが身のためだよ

 

You had better not eat breakfast.

朝ごはん食べないほうがいいよ

 

 

have to

 

ニュアンスとしては「誘導」の感じで、

「〜するとよい」「〜しなければならない」という意味になります。

個人的に学生時代には must と並んで同じくらいの強制度を持ってるイメージでしたが、大人になって改めて細かく勉強してみると強制度に結構差があることに驚きました。

 

You have to go to a college.

大学いったほうがいいよ

 

You have to eat breakfast.

朝ごはん食べた方がいいよ

 

この否定形は要注意で、「してはいけない」ではなく、「〜しなくてもよい」という意味になります。

 

You don’t have to go to a college.

大学はいかなくていいよ

 

You don’t have to eat breakfast.

朝ごはん食べなくていいよ

 

 

should 

 

これは「〜したら」「〜すべき」という「助言」のニュアンスになります。

人に何かを勧める時に非常に使いやすいフレーズですね。

 

You should go to a college.

大学にいくべきだよ

 

You should eat breakfast.

朝ごはんは食べるべきだよ

 

これを否定形にする場合はシンプルに should not (shouldn’t) の形にします。

You should not go to a college.

大学にいくべきじゃないよ

 

You should not eat breakfast.

朝ごはんは食べるべきではないよ

 

 

must (強制) → had better (忠告) → have to (誘導) → should (助言)

義務を表す表現としてこのように強制度が変わってきます。

特に目上の人に使う時などは注意して使い分けましょう。

 

ということで、must、had better、have to、should の強制度の違いについてのお話でした。

 

 

では、またでーす!

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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