【英文法】can と be able to の違いを整理する!

Kobe / Hyogo

 

こんにちは、Togoです。

 

 

カブスのチーム解体に愕然としております。バエズ もリゾもブライアントもキンブレルも去ってしまった。うう悲しい。

 

 

さて、今回は英文法カテゴリーです。

 

「出来る」って英語で?と聞くと、まず can という単語が思いつきますよね。

オバマ大統領の

Yes we can. Yes we did.

というフレーズでも出てくる can です。

 

ただその「〜することが出来る」という助動詞に並んで

be able to 〜

も「〜することが出来る」という意味になります。

 

ということで今回はその

can と be able to 〜

の違いを見ていきましょう。

 

 

can と be able to の違い

 

どちらも「出来る」という意味で丸暗記されがちですが、場面によってはこっちの方がいい、こっちの方が自然、という状況があります。

出来る = can

と覚えてしまっている方は be able to の存在も頭の片隅に置いておきましょう。

 

ではそれぞれどのような場面で使われるのか、例文も見つつ進めていきます。

 

が、その前に、一つ。

I can speak French.

I am able to French.

私はフランス語を話すことが出来る

 

このように現在形の「出来る」で使われる場合はどちらも問題ありません。

ただ会話で使う場合においては can の方が圧倒的によく使われます。

無理に be able to の形を使う必要はありませんね。

 

 

can を使う場合

 

主語がモノや場所の場合

 

It can be used as a knife.

それはナイフの代わりに使用できる

 

受動態の場合

 

It can be shipped anywhere in the world.

それは世界中のどこへも発送可能です

 

五感を表す場合

 

Can you see that?

見えますか?

 

 

be able to を使う場合

 

ここからがあまり馴染みのない部分の方もおおいかもしれませんね。

 

他の助動詞と使う場合

 

You may not be able to use that.

それは使えないかもしれません

 

完了形で使う場合

 

I have been so busy lately that I haven’t been able to travel.

最近はとても忙しくて旅行が出来ていません

 

to 不定詞で使う場合

 

I want to be able to speak English.

英語を話せるようになりたい

 

過去に出来たことを話す場合

 

I was able to make it on time to that meeting.

その会議に間に合うことが出来た(会議に間に合った)

 

 

ざっと特徴を並べてみました。

自分で書いておいて言うのもなんですが、こうやってずらずらっと並べてあってもいまいち頭に入ってこないもんじゃないですか?

そこで、軽く違和感を感じて、be able to を引き出しやすくなるようにしておきましょう。

 

 

違和感から be able to に慣れていく

 

明日行けます

の文で考えてみます。

I can go.

私は行くことが出来る

 

ここに可能性を含んだ助動詞をつけたい時に

I will can go.

では助動詞が並んでしまうのでNGです。

だから

I will be able to go tomorrow.

と、be able to を使って方が自然な形になります。

 

他にも

I haven’t been able to travel.

では、

I haven’t can travel は明らかに変ですし、

 

I want to be able to speak English.

では、

I want to can speak English.

と、to のあとに can は入れません。

 

I was able to make it on time to that meeting.

これに関しては、

I could make iton time to that meeting.

これで「その会議に間に合った」と出来そうな気もしますが、

 

I could do 〜

の形は過去の「能力」として「出来た」という場面で使うので、

上の例文のように「たまたまそれが出来た」のような1回だけ出来たというニュアンスの時には使えないんですね。

 

I could play the piano really well 20 years ago.

20年前は本当に上手にピアノを弾けたのに

こうやって過去の能力として出来たことであれば could で問題なしです。

 

違和感で考えると、たしかにこういう場面は be able to を使えばいいのかー、と分かる気がしてきませんか?

〜の場面は can

〜の場面は be able to

と丸暗記するよりも、例文を繰り返し音読して違和感を取っていく方が実際の英会話場面ではスムーズにフレーズが出てくると思います。

 

ということで、can と be able to の違いについてのお話でした。

 

では、またでーす!

 

 

Togo
  • Togo
  • 3年間のTOEFL猛勉強後にイリノイ大学での留学を経て帰国後は外国人患者受入れ医療機関でもある急性期総合病院に勤務。
    TOEFL iBT勉強法から、留学経験や英語にまつわる様々な情報を発信しています。

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