【勉強法】英単語、どう暗記する?私なりの暗記法をご紹介!

こんにちは、Togoです。
我が家の亀甲竜の葉っぱ達がずいぶんと賑やかになってました。
さて、今回は勉強法のお話を。
TOEIC、TOEFL、英会話、高校・大学受験、何であれ
英語と向き合う際に必ずぶち当たる壁。
語彙力
皆様、どう向き合っておられますか?
今回は英単語の暗記法をご紹介します。
私なりにやってきたことをお話ししつつ、最後にライトナーシステムという暗記法のお話もさせていただきますね。
では、いってみましょう!
語彙力アップにちゃんと向き合う!
まず、私が英語の勉強を本格的に開始するだいぶ前のお話。
話せるようになるにはまずは単語は必須!という考えから、単語帳から学習を開始しました。
ところがこれが本当につまらなくて、3日と続かない。
やらなきゃ!と思い立ち久しぶりに単語帳を開いても、「こんな単語いつ使うんだろ?」と会話のイメージも全くできず単語帳を閉じる始末。
そんなモヤモヤ、ダラダラとした時間を過ごしていたわけですが、当然そんなやり方では語学力など上がる気配すらありません。
そこで私は「点数」という成果がわかりやすく出る形で自分の語学力を一定レベルまで上げよう、と考えて、TOEFL受験の前にTOEIC 600点を目標に学習を開始しました。
文法やリーディング、リスニングに取り組みつつ、まずはTOEIC 600点のための勉強だけしていったわけですが、
そこに単語だけの勉強は含めていませんでした。
リーディングなどで出てくる知らなかった単語をしっかり覚えていくだけで専門的に単語だけをやる、という時間は割かなかったんですね。
そして3ヶ月ほどでTOEICの目標600点に達し、すぐにTOEFLの勉強へ移行したわけですが、
ここで!語彙力というものと本気で向き合うことになります。
自分自身の「単語帳での勉強はつまらなかった」という経験から、まずは継続出来る勉強法で集中的に取り組んで、
これ以上は語彙力がないとどうにもならない、という段階に入ったところで本格的に腰を据えて取り組み始めたわけです。
前置きが長くなりましたが、どんな目的で英語の勉強をするにしても、単語を覚えるという取り組みは必須です。
その際にただ漠然と取り組むのではなく、効率的な学習方法を一貫してやり続けることが重要だと思っています。
ではその「効率的」な暗記方法とは何なのか。
ライトナーシステムという学習方法があるんですが、理論的な話はちょっと固いので最後に軽く話します。
まずは私がやってきた学習法からサラッと。
私の英単語学習法
個人的に単語に取り組む際におさえたポイントはこの3つだけ!
① 妥当な単語帳の選択
② 覚えられない単語に印をつける
③ とにかく毎日やり、かつ週単位でのペースに区切りをつける
① 妥当な単語帳の選択
当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、これ本当にめちゃくちゃ重要なんです。
一言で単語帳と言っても本当に多くの参考書が存在します。
TOEFL、TOEIC、IELTS、受験、英会話、旅行英会話、語源関連などなど、テストやジャンル毎にも出ていますし、それぞれのジャンル毎にも様々な種類がありますよね。
これはご自身の目標にあったジャンルで、継続できそうな一冊を選んでいただくしかないんですが、とにかくこれ、重要視していただきたいんですね。
おすすめされているブログを読んだり、レビューをしっかり読んで、実際に店頭でも読んでみて、
続けられそう、記憶に定着しやすそう、視覚的にも覚えやすそう、一度忘れても思い出しやすそう
そんなポイントを抑えた一冊をぜひ見つけてください。
私のおすすめを書いた記事もかなり前のものですが載せておきます。
TOEFL受験に向けて取り組んでおられる方はぜひ一度店頭で探してみてください。
一応Amazonのリンクが貼ってありますが、ここで買っちゃうよりも実際にご自身で手に取って目で確かめてみた方がいいとは思います。
大事なことなので。
ということで、まずはしっかりと目標に見合った一冊を吟味して選びましょう。
最終的にはボロボロになるまでやり込む相棒的な存在になります。
② 覚えられない単語に印をつける
後ほどお話しするライトナーシステムに関連してくる内容です。
単調な暗記作業でよく起こる現象 (私だけかもですが) がありまして。
特に何も意識することなくなんとなくで単語を順に見ていくと知っている単語は知っているからしっかり記憶に残る。でも知らない単語は知らないから意識から排除しようとあまり注目しない。
これ本当によくあったんです。何でしょうね、脳の反応として知っているものには反応しするけど、知らないものはストレスになると判断して意識から排除しようとでもするんでしょうか。
気づいたら知っている単語はどんどん記憶に定着していって、知らない単語はずっと知らないまま、という悲惨な結果になっていました。
なのでここで取り組んだことは、
覚えた、知っている単語は頻繁には見返さない。知らない、覚えてない単語だけずっとやる。覚えたらもうそれも見返さない。
こうすることで知らない単語だけを繰り返し取り組んで、学習時間内での効率を上げていきました。
そのためには知っている単語と知らない単語の振り分けが必要で、
かつ、知らない単語の中でも比較的記憶に定着しつつある単語と全然定着しない単語の振り分けも必要です。
そこで、
一度通しで一定の数を暗記してみる
テストして覚えているか確認する
覚えていない単語に一つチェックをつける
チェックがついている単語だけ覚える
もう一度テストする
覚えていない単語にチェックをつける (2回ともダメならチェックは2個つくことになる)
チェックがついている単語 (特に2つ) を集中的に覚える
もう一度テストする
これをもうとにかく何回も何回も繰り返しました。電車でも鉛筆を握りしめて単語帳をやっていましたね。
チェックをつけるというのはイコールで自分がすでに覚えた単語、苦戦している単語を把握する。ということになります。
重要ですね。
③ とにかく毎日やり、かつ週単位でのペースに区切りをつける
単語というのは長期的に使うもので、できる限り長期記憶として植え付けるべき内容です。
やはりそうなると記憶の薄塗りが重要になってきます。
なので私はとにかく短時間でもいいから毎日取り組みました。その短時間も、チェックがたくさんついているものばかり。
この短時間での効率性がチェックをつけることのメリットです。
毎日やっていく上で、ある程度の大まかな区切りもあったほうがいいと思います。
私の場合は難易度に応じて1週間で60〜100単語を目安にしていました。毎週月曜日に最終的にその区切りを一斉にテストして覚えていないものには最終的にまだ覚えていないことがわかるように印をつけておきました。
そこにずっとこだわり続けると全然進まないので、次の週はまた進む。それでちょっとした空き時間とかで前の週のを見返しておく、という感じです。
この週くくりは個人的にはよかった取り組み方だなと思ってます。
ライトナーシステムの活用
最後に先ほどからちょいちょい単語が出てきたライトナーシステムのお話を少しだけ。
これは英単語に限らず、暗記に関連したものであれば活用できる学習方法です。
実際に提示されているやり方として、
箱を5つ (①〜⑤) 用意 (イメージでいいですよ)
覚えたいものを全て①の箱に入れる
復習して覚えていたものは②の箱へ移動する
再度復習して②の中で覚えていたものは③へ
同様に復習のたびに覚えていれば③→④→⑤と進めていく
復習の際に②〜⑤の箱で覚えていなかったものは①へ戻す
復習の頻度は①を最も多くし、②→③→④→⑤の順に頻度を減らす (①は毎日、②は隔日、③は週2回、④は週1回、⑤は2週に1回など)
要は記憶に定着していないものを頻繁に取り組むということですね。
私がやっていた単語帳なんて4000語あったので、こんなふうにいちいち箱にどうこうとか、③の箱にあるから頻度は…なんてことはできません。
なのでこの理論の根本的な狙いである、「定着していないものを集中的に繰り返す」という点をおさえるために先程のチャックをつける方法を紹介させていただきました。
ということで、苦手意識がありながらも乗り越えなければならない壁である語彙力との向き合い方。
割り切って単語帳がボロボロになるまでやり込みましょう。
単語帳で覚えた単語がリーディングとかで出てくると嬉しいものです。
さらにそれが設問にまでなってたらやっててよかった!って思えます。
なかなか大変な作業ではありますが、継続あるのみです。
では、またでーす!