【英会話】Can / Will / Could / Would you 使い分け!

こんにちは、Togoです。
怒涛の12連勤を終え、久々の休日です。
さて、今回は誰かに何かをお願いするときに最初に来るフレーズたちの違いを整理していきます。
以前に please に関連した内容で最後に少しだけ触れた内容になります。
何かをお願いするときに使われるフレーズである
Can you 〜
Will you 〜
Could you 〜
Would you 〜
ですが、それぞれニュアンスが異なります。
丁寧さにも差が出るので、なんとなくのイメージとして整理しておきましょう。
Can / Will / Could / Would you の違い
一つずつみていく前に、まずこの4つを丁寧さで2つに分類します。
友人など、日本語で言うとタメ口で話す相手、内容の場合
Can you
Will you
上司など、日本語で言うと敬語を使って話す相手、内容の場合
Could you
Would you
をそれぞれ使います。
過去形は丁寧さを表現するのでこの理解は割とスムーズにいきますかね。
ここからが少し細かいニュアンスになってくるので一つずつ見ていきましょう。
あえて同じ意味合いの例文として、ニュアンスがどう変わるかを比較していきます。
Can you 〜
友人などタメ口を使う相手、内容で「可能かどうか」を聞く際に使われます。
Can you come to my office?
事務所に来てもらえる?(来れる?)
Can you を使っているので丁寧なニュアンスは含まれません。
(忙しいだろうけど) 事務所来れる?
(遠くにいるだろうけど) 事務所来れる?
こんな感じで可能かどうかを尋ねています。
Will you 〜
友人などタメ口を使う相手、内容で「する意思があるかどうか、快く応じてくれるかどうか」を聞く際に使われます。
Will you come to my office?
事務所に来てくれる?
こちらもWould you 〜 と比べると丁寧さはありません。
この場合は、時間的にも距離的にも来ること自体は可能だと分かっている前提で聞いています。
感覚的には Please come to my office. に近いです。
この尋ねるというよりは依頼する、指示する、というニュアンスを別の例文で見てみます。
例えば!ご飯中、家族にお塩をとって欲しいとき。
塩取って!は家族でも冷たいからお塩取ってもらえる?って聞きません?
Pass me the salt.
塩取って
これだと冷たいから
Will you pass me the salt?
塩取ってもらえる?
こうなるということですね。
Could you 〜
上司など敬語を使う相手、内容で「可能かどうか」を聞く際に使われます。
Could you come to my office?
事務所に来ていただけますか?
これは先程の Can you の例文を丁寧にしています。
ビジネスシーンでは一番よく使われる形ですので、ここはしっかりおさえておきたいところです。
Could you give me the information?
情報をいただけますか?
Could you give me an estimate?
見積もりをいただけますか?
Would you 〜
上司など敬語を使う相手、内容で「する意思があるかどうか、快く応じてくれるかどうか」を聞く際に使われます。
Would you come to my office?
事務所に来てもらえますか?
これも、事務所に来ることが可能であることが前提で依頼をする際に使うということになります。
めちゃくちゃ簡単にまとめると、
可能かどうかを聞く場合は
Can you
それを丁寧にしたい時は
Could you
お願い事に対して対応してくれる意思があるかどうかを聞く場合は
Will you
それを丁寧にしたい時は
Would you
Will you の場合は内容によっては尋ねるというよりも依頼のニュアンスになることもある。
これらの内容を意識しながら様々な例文を見ていくと少しずつ理解も深まると思います。
見かけた時はなぜそれを使っているのか気にかけてみてください。
では、またでーす!